木曜日, 5月 31, 2012

彼は欲した

ニートや、生ポからも抜け出して、人間社会に生きること自体から脱してみようという話。

映画「イントゥザ・ワイルド」(監督, ショーン・ベン/エミール・ハーシュ/2007)である。
実話を基にしているからか、最後だけが異様にリアルだった。

生き急いではいるけれど、彼は優秀だった。
コミュニケーション能力高く、理想と欲望に忠実過ぎるほどの持ち主だから、充分 自己実現した人生ではある。
もっとも彼自身が、それに気付いたときは、全ては遠くにありながら、近くに感じられ、かけがえのないものに見えた。
充実感に枯渇して旅立った彼は、一瞬で潤いを呼ぶ方法に触れる。
それには野生が必要だった。
ヒッピーよりも暴れて、彼は欲した。

http://intothewild.jp/top.html

水曜日, 5月 30, 2012

「生ポ」とは嫌な響きだ

生活保護の不正受給問題が世間を騒がせていて、若者の間では「生ポ」という言葉がスラングとしてあり、不正受給をいかにして得るかという作戦まであるらしい。
働くよりラクな生活ができるなどと、まるで軽罪を犯して刑務所に入ったほうが飯にありつけるという外国の話を聞いているようだ。
当然、怒りの声もあがる。同時にそれだけまともな仕事も無いんだという声も、もっと取りあげられてもいいはずだし、受給すべき方が逆に、不当に弾かれるなどということもないよう。巷では、被災地へ対応をしにくくさせる為のタイミングではないかとも言われている。そんな批判をはね飛ばす、細やかな受給仕事を求む!

またひとつ切実な問題が立ち上がり、自分は「生ポ」なんてスラングを使わないように気をつける。しかしこの「NAMAPO」という嫌な響きが、不正受給への嫌悪感と同一感で、造語センスとしては優れていると思う。

火曜日, 5月 29, 2012

Yojo-Han OP

今夜は長者町トランジットビルでグランドオープニングパーティ。
アートセンター [ Yojo-Han ] でもわいわいと、即興ライヴ、自作楽器の数々とマーキーのラップ。福岡氏の作品、スカイリングタワー プレゼンなどなど連続勃発す。

http://www.yojohanartcenter.com/
http://transit-building.com/

月曜日, 5月 28, 2012

君 孤独はそこに

君 孤独はそこに 君 日々のことを もしまた、会えないなら そんな、ことは聞きたくない よね でも、ここにいて ふたりで日を見ていた すぐ面倒がる日を 過ぎよう 泣くことは何もなくて 明日もそのままで歩き続ける 歩くのが仕事だ こうなったら 土日は稼ぎどき 何かよからぬ気配が立ち込めるのを、恐れて 話の裏へ降りてゆく 声が、かき消されて 君は芽を見てる ずっと窓を開けたまま 芽を見ている 積まない間の 滞るまで みんな黙って、はた迷惑も 実はない

日曜日, 5月 27, 2012

BNW アーカイヴ

「クリエイティブデザインシティなごや2011」の記録誌に、先の「世界ベルリンなるへそ新聞」が掲載された。
赤い帯がバッグのようになっているデザインの冊子である。
バッグとしなくても、栞として使用できる。BNW の頁は濃厚だ。
クリエイティブデザインシティなごやの公式サイトと、山田亘氏の WEBサイト上にある、BNW アーカイヴにリンク貼る。

http://www.creative-nagoya.jp/whatnew/201105001.html
http://www.umbilicalsites.com/art-works/book-newspaper-projects/

土曜日, 5月 26, 2012

陽射しの下で腰掛けて

「樹のある公園で」という小松氏の詩を反芻する。
あのとき、何を見ていたという話へ一人移行する。




木曜日, 5月 24, 2012

つまりはハッスルコーラを求めていた

浄心キンブル一階に、ドラクエ1、2、3 の勇者のソフビフィギュアが吊り下げられていた。400円。ちょっち高い。買わず。値段分かってる感じ。

そして、レジに並んでいたら、自分を追い越そうとしてきたオバチャンがいた。そこに、若い女性の店員さんは「いや順番なんで」と制止した。
その毅然とした振る舞いは頼もしかった。
そして自分の購入物、ドラゴンボールの悟空が印刷されたパワースカッシュ缶の炭酸 65円と、チョコチュウとかいうお菓子 15円 を一瞬で会計終了。続いて追い越そうとしていたオバチャン。少し待てば罪を背負わずに済んだのだぞなもし。

予告篇だけでワクワクした「ハッスルコーラ」の植木等のが見たいなぁ。

http://www.youtube.com/watch?v=2taNGInWnCI

水曜日, 5月 23, 2012

ダンスの文字を消してくれ

「Let's DANCE | 署名推進委員会」の活動を知る。
時代遅れの法律で面倒な場所を規制した果てには、人々は暴れ出してしまうぞ。
それこそ、飲酒を規制した大学の祭り故に、周囲の飲食店で騒ぐ学生が増えたように。
悪いのは「ダンス」じゃない。

http://www.letsdance.jp/

火曜日, 5月 22, 2012

モテキはムジャキ

「モテキ」の漫画家が女性だったと知って考えたら、映画版だけど、女性のキャラ描写は丁寧だったと納得した。
モテまくりの都合の良いストーリーで、男性目線の美少女ゲームみたいな感じでは決してなかった。そうでなきゃ広くにはウケないわな。
サブカル好きには悶絶の畳み掛けは、映画を中心にしたメディアミックスの本領発揮だった。ムジャキに楽しもー。

麻生久美子の役どころにグッとくる。
高架下、二人の間を走り抜ける原付のシーンがお気に入り。

http://www.moteki-movie.jp/sp/index.html

月曜日, 5月 21, 2012

私は太陽が欲しい

そして星は変わらず回っている。
電車の定刻出発。
クロスワードの解答中。
駆け込みダッシュの派遣社員の額に浮かぶ汗粒の数。
怒りと悲しみのパラメーター。
もう住んではいない家に、金のリング落ちる。
猫の鬱が偏光フィルターを舐めている。
ボーナスの夕方ぶんだけ、違った星に居ようとした人は呟かない。

「I want to the sun.」
はランボーか。
英語で今日の騒ぎをなんと呼ぶか調べた際に。

日曜日, 5月 20, 2012

白紙のほうがまだマシかもね

日曜の朝のなかの駅のホームで聴く「月曜の朝には終わる取るに足らない夢」(作詞, 鈴木慶一/作曲, 白井良明 /1998)。
そんな詩を書くくらいなら!
のところに極めて気持ちが乗る。ガレージで悶々とする日々はまだ続いている。曜日を取り戻す方へ、行きつ戻りつ。

http://www.youtube.com/watch?v=hp49wBCle3M

土曜日, 5月 19, 2012

視覚芸術を基盤にした複眼的な思考

名大 clas の展示もシンポジウム後に見させて頂き、お茶も頂き、ゼミ室の壁に取り付けられた前川氏の作品も見る。
頂き三昧で過ごしながら、いろいろ話を聞く。
シンポジウムのときにとったメモを見返していて「視覚芸術を基盤にした複眼的な思考」とは、解釈が広いぜと遠くを見た。

http://www.vision.ss.is.nagoya-u.ac.jp/clas/programs/259.php

金曜日, 5月 18, 2012

家族のうたに流れる「命題」

フジテレビの日曜ドラマ「家族のうた」(2012)が打ち切りになることをネットで知った。8話で終わる。視聴率が低いらしい。
特に強い理由もなかったけど、初回から見ていて、なんだか懐かしい感じのベタな展開のドラマだなと思っていたら、以前に田村正和が出ていたドラマ「パパはニュースキャスター」(1987)との類似性が騒がれていた番組だった。また、子役ブームへの便乗なども批判対象になっていたようだった。だが、自分はなんとなく見ているうちに面白くなってきていて、かつては売れていたロックミュージシャンの面倒なくらいの真正直さに気持ちが乗っていた。実際のミュージシャンがカメオ出演するあたりも好きだった。自分は詳しくないが、ユースケ・サンタマリアとトータス松本の共演などもファンをくすぐる組み合わせだったもよう。

しかし、大きくは受けなくても拘りを持っていたドラマの人気が無くて打ち切りとなる実際の状況自体が、ドラマ内の 歌いたい歌を歌っても売れないというロックミュージシャンという状況とシンクロし、この「命題」への解決策は見出されることなく根絶やしにされていくのかと寂しくなる。

今度、エンディングの斉藤和義「月光」をカラオケで歌おう。
それがせめてもの花向けだ。

http://www.fujitv.co.jp/kazokunouta/

木曜日, 5月 17, 2012

Monroe Walk continue

突然、アーティストの丹羽康博氏、櫻井理恵さんが来宅!
先の常滑でのイベント「Monroe Walk」の事後展開話を自宅で。
猫の鬱が二人にめちゃくちゃなついた。
オリジナル DVD コピー生産の受注を受けて後日また会う予定ングに。


水曜日, 5月 16, 2012

原発再稼動について考える連続ツイート

「原発再稼働について」、反対と対立する人々をどちらもフォローして、読み比べていると非常に混乱する。欠けているところが互いに突っ込まれ合っていく。
揚げ足どりや重箱の隅つつきのときもあれば、決めつけも多いのではないかと思う。
いまにはじまったことではないが。
「いますぐ止める、止めない」じゃなく、十年後、二十年後に向けてどうしていこうかと考えれば、脱原発になっていればと思う。
その為には、いまのいろんなシステムを変えなきゃいけない。原発に替わる発電方法。原発利潤を得ていた地域や企業。もう安全にやれますってのは無い。福島原発事故で見切るべき。
「そんなこと分かってるわい!」と突っ込まれることばかり思いつく。「ならば、その代替や変化はどんな具体案があるねん!」と言われれば、唸ってしまうしか・・ないのか?
ここがポイントだろう。
いま原発 動かし出したら「なんだかんだでこれからもやっていこうぜ!」ってムードに流れる。
「止めても夏 大丈夫じゃん!」ってなれば「危ないでやめよ~」ってなる。
だから今すぐ云々を置いておくことは実はできない。
自分で自分のツィートに突っ込む。

火曜日, 5月 15, 2012

システムを作るか

昨晩、F氏と電話で、システムを作らないと使われるだけになってくと話していた。
システムとは会社でもNPOでも、現代アートでも、アイドル商法でも。

先のことは誰も分からない。後で見直す時間を持てるか。

月曜日, 5月 14, 2012

とめるな

駅前の無料駐輪場が日に日に縮小化していく。違法駐車の問題もあって、有料駐輪場への移行が決まっているので、もうこれは避けられない。
整理作業をしてくださる方も、昨日まで停めることができたところが今日から出来ないという状況に、利用客を追い返したりと大変だ。
夜、手書きでそんな状況を読んだ。


日曜日, 5月 13, 2012

NHK教育ではなくETVで二番組

NHK教育「ETV特集 テレビが見つめた沖縄 〜アーカイブ映像から辿る本土復帰から40年〜」を途中からだったが見て、ひきこまれた。
知花さくらさんと、西谷修さんが対談するところ、冷静な分析があった。
この放送自体もアーカイブ化されていくのだろう。再度、はじめから ゆっくり見たい番組だ。
また、そのまま同局の「サイエンスZERO」で、福島原発事故の冷温停止状態の特集もあった。物足りない内容だったが、現在の冷温停止が辛うじての応急処置状態であるということはよく分かった。

http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0513.html
http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/p/gsl/2012/05/40.html
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp385.html

土曜日, 5月 12, 2012

どうしてこうなった!?

名駅の映画館 シネマスコーレにて「サイタマノラッパー3-ロードサイトの逃亡者-」(監督, 入江悠/奥野瑛太、駒木根隆介、水澤紳吾、斉藤めぐみ/2012)をレイトショーでマーキー氏と鑑賞。
むごたらしい権力者のやり口に、ごね倒すのは純粋さのあまりで、むごたらしい現実がすぐに襲いかかってくる。その連続を畳み掛けられる。
「どうしてこうなった!?」
の絶叫が辛い。
微笑んでくれる彼女への、逃亡する車中でのラップがまた悲しい。
そこからの長回しは、シーンが変わらない恐怖が逃亡の息をつけないところと重なって焦った。

なんと上映後に MCマィティがサインと握手会に駆けつけてくる!という館内口コミあり。スコーレ前で握手をしてもらう。マーキー氏とマィティのツーショット撮る。

http://sr-movie.com/


金曜日, 5月 11, 2012

「?」の多用

自分のツィート、語尾に「?」を多用するのは 小学生んときに読み込んだ ビックリマンシール裏面のテキストの影響だと思う。
あの掌大の正方形に詰め込まれた、解読暗号のごとき叙事詩!

木曜日, 5月 10, 2012

二つのデータ

原発のこと、各方面のソースを読んでいたら分からなくなってきた。そもそも、一庶民が本当に客観的なデータを得ることができて、科学的な判断ができるのかどうかが疑わしくなってくる。
自分は、電気代上げるリスクは飲むから原発止めて、新しい発電エネルギーを進める方向に研究費など労力を投入して欲しいと思う。
原発事故の起こる可能性云々は、起こってしまってからではとうに遅く、既に福島で起こったので、不可能だ。
いや原発やめることも不可能だという意見も分かる。既にシステムは構築されていて、舵切りはしにくい。しかし失うものがあまりにも大きい。
ここで舵取りをしないと、また延々と続けてしまう。
不可能だとするデータと、可能であると読めるデータ。二つの間でまだまだ揺れそうだ。

水曜日, 5月 09, 2012

街角シニフィアン反応

解体現場に解体中の写真を掲示しているのは「意味するもの」と「意味されているもの」がずれていて面白い。現場の工事は進んで、更地になっても写真は残る。


火曜日, 5月 08, 2012

楽しいから絵を描いているわけじゃない

仕事とは言われないけど、それは間違いなく仕事だった。
先の日曜美術館で放送されていた画家の常田健は「楽しいから絵を描いているわけではない」と語っていたらしい。
ナビゲーター的に展覧会を追っていく箭内道彦は、こっぱずかしそうに画家の仕事と自分の仕事を繋げようとしていた。

http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2012/0429/index.html

月曜日, 5月 07, 2012

路上で金をせびられる

某駅前で、革ジャンのおじさんに 愛知県の人?と聞かれ「たいへんなことになってしまったので千円貸してくれない」かと言われた。
いえ、生まれは三重だし、千円も持っていません・・と断った。
実際に財布の中に千円も入っていなかった。

日曜日, 5月 06, 2012

緘黙するままでは

昨晩、名古屋市内で伊藤氏と落ち合い「緘黙する景色」の自家製本を頂く。ファンデ・ナゴヤの記録集とは別に、文庫本サイズで製本されたもの。ひとつひとつの写真をゆっくり見ることができる味わいのある本だ。
少しこの頃の話をして、暑くなる前にと別れた。

自分は福岡食堂へ向かい、そこで友人の誕生日会の準備。ぐだぐだしていたら、ガタガタ言い出して、地震が起きたので一気に外へ飛び出した。iPodTouch に入れてあった「ゆれくる」アプリが起動していたが「0分後」と表示されている。
揺れはすぐ収まって、被害は無かった。
手には財布とケータイのみ。

室内に置いたままだったリュックの中には、製本された数冊が眠っていた。

土曜日, 5月 05, 2012

デモに乗り遅れても

子どもの日に全ての原発が止まる。42年ぶりと報じられている。自分はまだ生まれていない。つまり、はじめて原発が電気をつくっていない日本を体験するのだが、事故がなかったら、いやこれまでも、こっそりと全停止していた日はあったのだろうか。
原発運転の、13ヶ月には一度と決められた点検をうまくスライドさせあって、一機も動いてはいないという状態は作らないようにしていたのかもしれない。コストをつかって作っている原発だから、眠らせるわけにゃいかんとしていたのではないか。
分からないから、憶測ばかり飛ぶ。
止めていても、廃炉にしなければ燃料は発電所の中にあるわけで、事故が起こったら同じなのかもしれない。運転状態とは異なるか。それも憶測だ。

昨晩、やたら餌が欲しいと甘えてくる猫の鬱をデジカメで撮った。赤馬牧場へ持参したので、カメラが手もとにあったのだ。


金曜日, 5月 04, 2012

吉良の赤馬牧場で苺や梅も頂きました

吉良の赤馬牧場で たけちゃんに乗せて頂き、ぱっか、ぱっか、前へ進んだのでありました。
タクシーで駅から牧場近くまで移動するときは、スマフォ開いたり、電話で位置確認したりと大騒動で、千円近く浮く位置で降ろしてもらったのだった。それから牧場へ無事に着。着いてからは、ほのぼのよ。

https://sites.google.com/site/akaumab/

木曜日, 5月 03, 2012

ジョジョ似、否定せず、むしろ受け入れ

昨夜は SPEC 天 見た。漫画みたく騒ぐ。事前学習でも楽しめた。その前に展覧会ハシゴに少し便乗。絵を描いてる連中でないと楽しめない雰囲気なのはヤダナー。詩の寄り合いもそんな感じのとこ多く。

http://www.spec-movie.jp/index.html

水曜日, 5月 02, 2012

無料自転車駐輪場の後退

一宮の駅前 無料自転車駐輪場が、更に改札から遠ざかった!そして狭い。
こりゃ、朝は混雑カオス確定や。
有料駐輪場の券は既に売り切れ、選ばれし民のみが停められる。
有料へ踏み込むかつ、早起きして券の販売へ並ぶことのできる民だ。

火曜日, 5月 01, 2012

ラヴレターは忘れたころにやってくる

小牧での「絵画へラヴレター」報告展示が先月末の昨日で終了。同時に、投函頂いたラヴレターへのお返事も送付開始。ワークショップ参加者だけへ、絵画との出会いを描いた絵はがきを同封。これは秘密でした。

Photo, Masami Fujii