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金曜日, 7月 13, 2012

トランペットと犬

街中にぽっかり広がった公園で、誰かがトランペットの練習をしている。
ホルンだろうか。
犬の散歩をしている人が行き交っている。鳥も多い。
車の滑走音には距離がある。
雨上がりで涼しい。水泳帰りでもないのに足のストレッチ。
遊具が無い開放感がいいな。名古屋市、地下鉄のいりなか駅近く。

ラブラドールレトリーバーの黒が、ご主人様の帰りを待っていた。
先日、三重の実家で遊んだ茶毛たちは元気かな。

水曜日, 1月 04, 2012

言いたげ

添い寝する犬と犬の間に寝る。
王国の不在は、とやかく言わないで、いまは静かに過ごそう。


月曜日, 1月 02, 2012

何も怯えていないように見えるのは

何も怯えていないように見えるのは、楽しい絵を掘ったから。

猫の鬱は、猫のミッシェルと出会い、恐れおののき、やはりおしっこを漏らしながら逃げた。実家の三重にいる 猫のラムちゃんにも同じだった。家猫育ちのぬくぬくは甘ったるく、弱っちい。三が日後に 新居の「もにゃハウス」でくつろげるだろう。


土曜日, 12月 17, 2011

鬱は溶けて

朝は空が晴れ上がっていて、雲ひとつ無かった。長い一日。
「あんたの人生は最高やにー。」と頷く。

震災のテレビを見ていた部屋の、窓には小さな丘が面していた。
坊さんの仕事は言葉の仕事であろう。

金曜日, 12月 16, 2011

祖母の通夜

自分の人生で初めて、お通夜を過ごすという体験をした。叔父さんと共に、缶ビールを飲んで、テレビは原発のこととバラエティーを少し。何もすることは特にない。線香の火が絶えぬようにするにしても、渦巻き状になってくれているので、慌てなくても大丈夫。時折覗く。あとは横になる。熱を持った石に線香を擦り付ければ、火は続く。そんなイージーで良いというのが、いまの親族同士の向き合い方そのものである気もした。
みんな便利になっているのは良いことであろうし、手がかけられないくらい、手当は安く、言葉は拙い。
自分はおばあちゃんっ子だった。渡された手紙をスキャンして、iPad に入れている。あと五十年は働けます と書いてある。
夏休みを擬似体験で満喫するゲームなんて要らない。従兄弟らはみんな出始めのファミコンに夢中だった。
祖母は夜中に悪い冗談を言う。
常に何かを悔いて、リポビタンD とノーシンを絶やさなかった。
胃が強靭だからと皆 言ったし、実際にそうだった。
太平洋戦争はいやだった。電灯を消す話を期待して、思いのほか食いっぱぐれなかったとしても、別離の話は小学生には早すぎる。
早すぎるのは時間のことで、いつも思い出していたのだろう。
日々の出来事を書き留めた大学ノートを貰う。
挨拶をほのめかした手紙も、美術館の裏で綴るための絵も。
涙程度の水では、止むことはない火へ託していった。
思い出すことのできる者が話をする。
そのために今夜がある。火はそばにいられるきっかけだ。イージーでもいい。もともと気がまえることなんてない。
家族はそうなんだ。

月曜日, 8月 22, 2011

祖母も鰻好きで、自分は猫のアテレコをする

今回の帰省にて、津で食べた鰻が美味しくて美味しくて、お昼も思い出していた。
スーパーで鰻丼半額になっていて買おうと思ったが、鰻担当の舌が肥えているはずと踏みとどまった。きっとがっかりしてしまうだろう。あの味にゃあ勝てん。母方の祖母も鰻が好きだ。食いっ気はおうせい。「津餃子より鰻だニャア!」と、ラムちゃんの腕をつかんでナレーション。「猫はそんなこと言っていない」とはじめて怒られたのは大学院の終わりごろ。それまで勝手に言葉を付けることにツッコミは入らなかった。これは自分の重要なバックボーンだ。ねんがらねんじゅう、猫の鬱のアテレコをしている。

日曜日, 8月 21, 2011

ラムちゃん

実家の猫、ラムちゃんはてんかん持ちだが、強くたくましい。犬に負けないワイルドキャットだ。
三重の田舎の田畑を駆け回って、ときどき住居に帰って生きている。
ずっと家猫の、我が愛猫 鬱などパチンである。

CUBE 展の最終日、搬出は車を頼んでいた関係で 控え室掃除の段階に失礼をさせて頂いた。
真空管テレビ台を運びきって、ひとまずの解放。ラムちゃんが上で寝るだろう。
夜は弟に久しぶりに会って、泣きじゃくる甥と笑う姪とピザを食べた。近鉄で名古屋へ戻る。


日曜日, 7月 03, 2011

CUBE8

information です。

◆母校の美術部企画展に参加します。

第8回「CUBE」久居高校 美術部 在校生 卒業生 合同展

会期・2011年 8月17日(水) - 8月21日(日)
   9:30 - 17:00 (入館は16:30まで。最終日21日は15:00まで)
   会期中無休、入場無料
会場・三重県立美術館 県民ギャラリー
    三重県津市大谷町11(map)(チラシ PDF 348KB

三年に一度行われる母校の合同展「CUBE」に参加します。
今回で8回目となる「CUBE」は 1987年からはじまっています。村田は第5回目から出品しています。新作を展示します。
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犬の安らぎと同じくらい、夏は返していく。遊びぢゃない。
次の帰省は8月。8回目で。

土曜日, 3月 26, 2011

土壌

津の総合文化センターギャラリーにて「みえの絵本作家たち展」を鑑賞。
大きな絵の公募展などを行っている会場で壁面も高いので、そんなに大きくないであろう絵本の原画展示では空間が寂しくなってしまうのではないかと 正直思っていたのだが、そんな寂しさは微塵も感じさせない 楽しく充実した空間構成になっていた。
絵本作家それぞれに、壁の背が高くない小屋が設けられ、そのなかで原画展示とメッセージや賑やかしアイテムとデコレーションを施してある。よく練られた展示構成になっていたのだ。
さすが。
空間で絵本をしている。
会場で遊ぶ親子がたくさん。奥のスペースでは 絵本のコンペトークも行われていて、大人たちはそこに並んで座っていた。

土壌を作れる人には、たくさん集まってくる。

橋を渡った店と、海沿いの輪っかに並ぶ車。母校の話。美術部の話。

http://mie-ehon.seesaa.net/

日曜日, 2月 06, 2011

一緒に帰った人がいたと思う

乗り越えていくなかでは否定も起こりえる。健全な師と子の関係。それこそ芸術の学び舎であらんぞよとある巻物のような PDF 読み、すぐにそれが使用される。
地方の美術館が中央の作家で駆逐されていた時代に呆れるのはたやすい反応かもしれない。いまも地方では理解されぬまま若い世代が振興の名に駆逐しているとも言えるだろう。

言葉はやっぱり難しくて、それでも書きたくてと聞く。会話と綴り。
三者三様で日は過ぎる。
でも、実は単線で乗り換えているだけ。
走ったのにも関わらず、次の車両はものの五分で来た。降りると駅舎は貧困で煤けた広場になっている。電鉄会社によってこうも違う。
バスのちにまた単線へ。
どれも単線。
絵本の名店「メリーゴーランド」でお茶をする。
今日はずっとお茶をしている気分になる人らといる。

帰りのホームに着いた温泉行きの車両から降りて来たのは、偶然にも画家の伊藤宏先生だった。会うなり先日の感想と春の葉書を頂く。
満州からの帰りは、こうも寒かったのかと聞き続け、それでも生き続けてこられた話もあるらしかった。単線でも元気になり得た。一緒に帰った人がいたと思う。聞きたい。
先生が聞いた話は絵になって。木炭で綴らたのち、油で塗り固められた。

月曜日, 1月 03, 2011

そんな時間も要るさ

伊勢神宮どえらい人。中心で参拝するには二時間待ちはやめて、脇を抜ける。それでもトータルで一時間くらいかな。でも気持ちいいもの。
寝正月から少しは抜け出て、ATM が無いことに焦る。iPhone は連絡しなきゃいけないときに SIM なしのバグ。お腹が痛くなって入ったトイレには紙が無い。おまけに風邪を発動させてしまったりと介抱し、アイスノンをタオルに巻く。犬は心配で体当たり。実家ではびっくりするくらいすることが無いという Tweet 多く見る。そんな時間も要るさと ごろごろ。弟は iPhone3GS でサクサク。元気そうで良かった。あげた お年玉袋には車の絵がプリントされてた。

日曜日, 1月 02, 2011

寝れなかった猫の鬱

猫の鬱でも寝ないことがあって、それは極度の緊張が原因だった。知らない家に知らない先輩猫も居ればもう おしっこを漏らすくらい。実際に漏らしたことも過去にある。
年末から数えて三日、ようやく寝ることができてグルーミングなんぞしとりますとメールもらう。こちらは寝てばっかりだ。何かを稼いでおこうという気にもなれず。

月曜日, 10月 04, 2010

三重のローカル誌を買う

昨日の三重遠征で「NAGI」(発行, 月兎社)という地元ローカル誌を買っていた。高校の後輩の子がイラストを描いていると三年前に知ったのだけれど、拘り感があって面白い。同じくローカル誌「伊勢人」(発行, 伊勢文化舎)はちょうど「北園克衛と橋下平八」の特集で誌上展覧会や、詩の掲載もあったので夏のワークショップ時に購入していた。「NAGI」も伊勢発 のようだが、取りあげる地域は伊勢に限っていないようで、今号の古民家で営まれているカフェや食堂の特集では三重県の各地を押さえている。津市内にあるカフェーは今度 行ってみたい。あんまり宣伝してしまうとお客さんが来て五月蝿くなって嫌だと記者が書いていた。その気持ちまで解して行きたくなる。

最近の帰省では手にしていないが、フリーペーパー調の「kalas」(発行, カラス編集室)というのもお洒落でいい。これは津市の香良州という地名に由来しているはず。香良州海岸から津市にかけての町並みが思い浮かぶ。烏になって街を見渡すような、素敵なタイトルだと思う。

どれも個性が強く、文章への比重がかかっている。三重県の特徴なのか。他県のローカル誌と比べたらいろいろありそうだ。愛好家も居そう。

http://www.i-nagi.com/
http://www.isebito.com/
http://www.kalasbook.com/

土曜日, 8月 07, 2010

鬱の旅

今回の三重県立美術館でのワークショップに際し、猫の鬱を三重の実家へ移動させるという大冒険を行った。
数年前に一度 連れて来たときは、家にいる猫のモクに追いかけ回され、おしっこを漏らしながらカーテンを駆け上った。いまはモクは亡くなっていないけど、犬が四匹(サラ、ベルナ、ブレネリ、グラッド)と猫のラムというのが居る。こんな動物王国では猫の鬱は生きていけない。彼女はずっと家の中で暮らしてきた箱入り娘なのである。人間と同じで、そんな娘に社会性は育ちにくい。大きくなって最近ようやく他の人にも威嚇しないようになった。ただ、猫や犬となると難しい。

祖母が介護施設に移ったので、離れの部屋が空いていた。そこを鬱の部屋にしてもらう。クーラーもあるし、網戸にすれば風通しもいい。愛知の自室よりも快適だ。
所用で土日は単身 愛知に戻る自分。
鬱は一匹を満喫というわけでもないけど、寂しいだけじゃなくて別の世界に触れて少したくましくなるんだ。いきなり犬と猫に見つかったら発狂するから、会うとしたら少しずつだが。それは永住するときでいいなあ。


金曜日, 4月 24, 2009

凪と烏

先日、津市にてローカル誌「NAGI 凪」(編集, 発行、月兎舎)と「kalas」(編集, 発行、カラス編集室)を求めていた。どちらも濃厚で充実した読み応えと気合いを感じる。捨て記事が無いというか、楽屋落ち的な要素は皆無のローカルコミュニケーションというのが潔い。マザーグースレコードは高校のときに大好きだった。と、紹介する一読者は内輪な書き方をしても、自由かな。このプライドのある姿勢は、津市、三重の文化性なんだと誌面より誇示される。伊勢の河崎アートスクールでも同じく「誇り」を見た。市内の掲示板や回覧板で詩を読んでもらえたのは、そんな背景に裏打ちされていたのだと回想。

http://www.i-nagi.com/
http://book.geocities.jp/kalascom/
http://jinmurata.jpn.org/301/101/wagamachi.html

土曜日, 10月 11, 2008

出会いということの不思議さと、猫のラムが好きな男と

それは重く苦しいものではなく、広く解き放つ決意だ。
気付いたときには人生はいつも半分以上を過ぎている。
なんて格好良いことを言えるような柄ではないが、兄弟も、姉妹も、肉親も、義理の親も、友人も、みな意識をする。
こんな海辺の、陽がそそぐ式場にでもいたら。
その後の宴は知らない。
ただ、僕にはビデオとスチルのカメラを交互に切り替えることが仕事だった。そのニッチに食い込むことが自分の意識だと既に確信してやってきているのは自分の心境に向けて、言わずもがなだ。
おめでとうおふたりをまた詠む。
何度でも意識を確かめていい。

金曜日, 9月 05, 2008

祖母、笑う

久方ぶりに祖母に会いに行く。
まったく親孝行より縁遠い、罰当たりな行為はどこの家族でもいろいろあるもの。サザエさんはテレビの中だ。
自販機で小さなお茶のペットボトルを買って頂き、それにカーネーションを入れて頂いた。
祖母は働けようと笑い、生来の金勘定なども元気にする。
数時間の後に帰路の駅へ着く。雨がまた降り出してきていて、傘を指しながらではまたと。
帰りの車内で眠りたかったけれど、すぐに着いた。
晩は伊勢から仕事を終えてきた福岡氏の労い会。
家族に至る話も聞いた。


金曜日, 8月 22, 2008

松阪(まっつぁか)の一日

昨晩のオリンピック、女子ソフトには感動した。ゲームが決まった瞬間、解説の宇津木 元監督が「やったぁ・・本当に良かった」と涙声だったのにグッときてしまった。

起きて、ゆっくりしてから松阪市へ繰り出し CUBE展の会場に家族を連れて、そして市内を歩き回った。教えてもらった喫茶店はポルノ映画館の近くにあって、店内には一癖も二癖もありそうなおじさんが小さいテーブルを囲んでいた。コーヒーアイスを頼んだ。
ホルモン屋の駐車場を探して、なんだか慣れないビールも頂いて、田んぼが延々と続く道を滑走して帰る。犬はみんな女の子。頭を撫でてやると、腋の下がアトピーで痒いんだワンと掻きだす。

気づいたんなら、遅すぎることも早すぎることも無いんかな。





土曜日, 3月 01, 2008

向かってくる絵画、過ぎ去る猫

屋根裏部屋より温かき朝を。
カフェオレは追い炊き。
お店をまわったりしたあと美術館で展覧会を見た。
小学生のときにずっと行ったり来たりしていた道はいま通っても長い。
高校生のときのは切符を買って見届ければ、まだ扱える長さだ。
風は止んでくれた。
鰻は美味しかった。
「液晶絵画」は長い短いではなくて視線をトランポリンのように跳ね返してくる。
人を待たず、向こうから言葉は向かってくる。
飛び込む男、振り向く画家、抱える女、ペンダントの女、過ぎ去ったはずの景色までもが。

四日市の本屋さん メリーゴーランドにはじめて行った。
お気に入りを見つけてホクホクした気持ちで帰るとき、ミャーミャーと鳴き声がする。
白い子猫がテナントビルの敷地で鳴いていた。お母さん猫とはぐれてしまったらしい。
猫缶ひとつで今夜は乗り切れそうだけれど大丈夫かしらと思うが、帰りの発車時刻が迫っていた。ポケットに入れて町まで向かうわけにもいかない。
入ったホームから、向かいの駐車場に親猫らしきがいるのを見つけた。あの子猫が鳴くテナントビルまで 15メートルくらい離れている。
電車の窓は動く。車内が映り込んでしまって、お母さん猫が見えなくなった。
あの子猫を撮ってはいない。

http://www.pref.mie.jp/BIJUTSU/HP/event/catalogue/ekisho/ekisho_shosai.htm

http://www.merry-go-round.co.jp/

月曜日, 12月 31, 2007

三匹の犬たちの性格見つめ、そばをずるずる食べました

段ボールを繋ぎ合わせてCRTモニターと、タワー筐体を梱包した。集配所まで持って行く。リサイクル業者に年明けの平日に届くように手配する。布テープをケチらずにぐるぐる巻きにしないと意味が無い。三匹の犬たちの性格見つめ、最後には仲良く眠る。
紅白で視聴者投票の集計時間にまた一曲歌うのはどうかなと思った。阿久悠で納めたんじゃないか。アナログ放送も残り二年。ドントラまであと一年。平成これ にて二十年。ゆく年くる年厳かに。2007年ありがとう。そばをずるずる食べました。犬らはゲージの中で眠り、起きたら人様の布団に入る。