木曜日, 5月 21, 2015

ONGAESHI 報告会の報告(あくまで個人的な)

光陰矢の如し。ONGAESHI ドイツ展の開催、ブレーメンから帰ってきてからもう二ヶ月が経つ。
クラウドファンディングで支援してくれた方々、ONGAESHI 日本展「つくる。」でお世話になった方々へドイツでの報告をするという発想をきっかけに、一般公開のイベントとして「つくる。」にて報告会を行った。
当初、プレゼンテーションのみを考えていたところから、ドイツで多く利用したフロウマルクト(蚤の市)を自分たちで行い、フェリックス氏らに教えてもらったビーガン料理を作り、ふるまう案を追加。そして 作品の紹介展示を敢えて「再現」と呼んで展開することとした。そもそも空間と共に成立した作品ではあったわけだけれど、日本展を行った場で展開するというところに意義もあると思うし、やはりプレゼンでの作品紹介は色もサイズも分からないと考えたからである。
一日限りの催しとは言え、盛りだくさんで、これ以上はできないだろうという感じで、自分たちのスペックギリギリで、良い時間を作ることができたと自負する。
全方向にパーフェクトな者は居ない。それぞれのキャラクター、ステータス配分は個々に割合が異なるのだ。
そうやってことを成し得て行く。
「君との言語」はブレーメン、Kukoon での展示方法と異なり 鏡での反射で映像を投射するのではなく、小さなプロジェクターを吊るすかたちで映した。また、以前は無音であったが、詩を書く時間に流れた環境音も流すこととした。
詩を書いていたのは Kukoon 近くの公園だったから、赤十字病院に行き来する救急車のサイレンや、子供の遊ぶ声が聴こえてくる。