土曜日, 1月 31, 2009

野郎に支持されるゲームだろうなぁ

こたつを囲んで野郎のみの会合。そこは最新ゲームハードが勢揃いで、8ビット機エミュレーターも完備されていた。
はじめて「コールオブデューティー4 モダン・ウォーフェア」(アクティビジョン/Xbox360/2007)という銃撃戦ゲームを見て、四人対戦に参加した。美麗グラフィックというよりも臨場感が得られるよう執拗にまで作り込んであるのが特筆すべき点である。
かつての8ビット機ゲームは低スペックであるという制限が逆に表現の方法を鍛えることになっていた。画面には表示されていない世界が広がっている、と感じさせる表現を導き出していた。それに対しハイスペックの次世代機ゲームのこれは、表示できるものは全て表示させて描ききるという方法であり、緻密である。
近づいてくる足音、息づかい、銃を装填する間、風に舞う土埃に、建築構造を持ったマップ。
自分にはダイナミックに映り、「凄い」「凄い」を繰り返してしまった。
そこでの駆け引きは撃ち合うという生理的な興奮と裏腹に、理路整然とした戦略性が求められる。勢いで済まされないシリアスさがだいご味だ。
野郎に支持されるゲームだろうなぁと思う。まぁ、サバイバルゲームだしね。

エミュレーターで桃鉄をダラーッとやると少し落ち着く。
次には眠さとだるさに襲われた。
所感を語る前に「凄い」に終始し、こたつ寝をかましてしまった。

http://www.xbox.com/ja-JP/games/c/callofduty4modernwarfare

金曜日, 1月 30, 2009

ともだちDJ

酒の席だから無礼講でしょという大人の意見と、本性が剥き出しになって いるからこそ、失礼な奴は腹立たしいんだと本気になる大人の、どちらの意見も高校生のときに聞いていた。
そのどちらにも賛同するなんていうわがままを綴らせてもらう。覚悟して告げられている意見には、大リスペクト。
それは、そうなんだと思ってしまう。
土砂降りのなか駆けつけたならば、バッハハーイならぬ ともだちDJだった。無条件にガッツポーズです。
こんな深夜に話しかけてきてくれてありがとう。
口には出さず頭のなかで思っている限りの私に、返してくれる。

木曜日, 1月 29, 2009

ジェネレーションは変えられないが、魂は引き継げる

「TVゲーム・ジェネレーションX ~8ビットの魂~」(モンド21/2007)の番組をYouTubeで視聴可能な回まで見て、project-F を知る。オタク素人が ロムカセットから、外箱、説明書までファミコンそのままに作り上げていくのに唸った。
自分自身、ファミコン20周年のあたりにオタクファミコン大会をやったときに、エミュレーター内で動くロムではなく、作品としてカセットを作りたいと話していたことがあったので「ぐう」の音も出ない。さっきの唸りは「むむぅ」と発音。完全に具現化されていた。すごい。DVD をしっかり見たい。

同タイミングに「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」(著, ブルボン小林/太田出版/2004)を読了。
ノスタルジーに偏らないゲームへの批評精神、情熱と審美眼にグッとくる。
ゲーム内で語られる物語はもっと厳しく見られてもいいという点など、全般に渡って。
同収録の「ジャージの一人」(著, 長嶋有)はあっけらかんとした開放感のある引きこもり小説に思えた。
先日のダウンタウンex 購入から、身体の中にあるゲーム細胞が熱を持ってきているのを自覚している。むむぅ。

http://www.bonkoba.jp
http://projectfonline.com
http://jp.youtube.com/watch?v=HWKvWXsn-LY&feature=related

水曜日, 1月 28, 2009

実は欠陥、スーパーマン

みんな誰もがスーパーマンを求めている。
Cocco の映画でも語られていた。

オバマ大統領は政治家であって、スーパーマンではない。聖人というよりは現実を見据えて変えて行こうとする者であって、計算も戦略もある・・そう、それは政治家だ。
選挙で戦争反対を訴えていたわけではないが、イラクから撤退すると同時にアフガンでの対テロ戦争へシフトしていくようで、先日その無人戦闘機からミサイルが発射されて・・と読むと、これが現実なのだなと思う。
ただ、ブッシュのように怒りではなく、焦りを感じる。
いや、どちらにせよ爆発で人が殺されるのは同じだ。
肥大して動きにくい動物を考える。象か、ライオン?アメリカは、戦争をすることで潤うのを勧める経済の構造、政治の構造を抱えていて、あらゆる利権はそこに関係している。とてもすぐにターンはできない。
そこにターンしていけるとオバマ大統領は言っているように聞こえた。
戦争反対の主張では選挙に勝てないだろう。
日本は回れ右か左かで揉めている。

スーがスーッと消えてパーマンさ。
パーが消えてマンになるか、
マンが消えてパーになるか。

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2009/01/post-73af.html
http://jp.youtube.com/watch?v=CBG__CxWA1I&NR=1

火曜日, 1月 27, 2009

降臨 for us.

久々のこたつ三日目にして、やってくる神様。
人間様は我が儘ばかり言っている。
脳味噌をつくるのを目指している。
思考を表示させたがっている。
この旅の無事を祈らせて下さい神様。
乗り越えなければいけないことは分かりきっていたはずなのです。

くにおくんの大運動会には、猫が背景にいた。
私たちの毎日には、いつも。
背景どころではなく、降臨させているのだ。
カメラで。
ここが温かいところだよチチチチチ。

月曜日, 1月 26, 2009

ダウンタウン熱血物語ex

「ダウンタウン熱血物語ex」(ミリオン/GBA/2004)を手に入れた。小学生のときに流行った「ダウンタウン熱血物語」(テクノスジャパン/FC/1989)のリメイク版。80年代の日本で、つっぱり不良高校生のくにおたちが喧嘩をしあうゲーム。このダウンタウン熱血シリーズはよく弟や友達と遊んだものである。
豪華絢爛の3DCGがド派手で滑らかに動くのではなく、ドット絵による二頭身キャラがこじんまりとちょこちょこコミカルに動く。そのちょこちょこのなかに、絵心やこだわりが感じられて、ずっと心を奪われていた。
道ばたに落ちているゴミ箱を投げつけたり、木箱をカタパルト台にして飛びかかったりと自由奔放にめちゃくちゃできるのが楽しい。このリメイク版では、その自由な要素を残しつつ、紳士的な戦い方をすれば敵が仲間になってくれるという やりこみポイントも設けてある。少し遊んだ感触では、暴れ回りたい衝動を押さえながら戦うのは歯痒いが、その見返りに仲間ができるというのは良いバランスに感じられた。操作感はそのままに技も豊富になっていて全体的に良い感じだ。
ただ、欲を言えば もっと追加要素が欲しいし、プレイヤーどうしの二人同時プレイも要る。
などと思っていたら、同時プレイの要素は2009年1月のいま現在ネットゲームで開発中らしいのと、当時のスタッフらが在籍しているゲーム会社「ミクロキッズ」でオフィシャルに続編が企画されているようだ。ネットゲームはキャラの意匠が異なっていたのでがっかりだが、「ミクロキッズ」は前述のこだわりを武器にしているのが強く感じられるので、期待大だ!

http://www.atlus.co.jp/cs/game/gbadvance/downtown
http://jp.youtube.com/watch?v=xJPAwgkG6rY&feature=related

日曜日, 1月 25, 2009

天狗になる前にポケーッ

天狗USB 話で顰蹙近くまで盛り上がってしまったのは、公民館前にある大天狗のせいに違いない。物欲を激しく刺激された秋葉神社に、商品化のプレゼンをしたいという冗談を言う。
お腹も心も満たされて帰りの電車に乗り込んだ。
あっという間の旅で、座り込んだとたんに眠さでポケーッ。

夜は、神社で購入した地元農家直売のしめじを大量に投入してカレーをつくった。
しめじがぷりっぷりで美味しい。
山と変わらずここも寒いので押し入れに押し込んだままの電機こたつを出してくる。天板が無いので布団がこんもり。緩やかな山状になった。
湯を湧かして、これまた神社で購入した火防巻というお菓子を食べる。
食べてばっかりだ。ありがたしたし。

土曜日, 1月 24, 2009

いつもはお袋とは言わないもんです

財布でも落としてるんじゃないの?って勘ぐってしまうくらい順調に段取進行す。電車で静岡へ小旅行だ。ノリクンproduceによるスポットを巡る。風は強いが陽射しは温い。ふだん着の温泉。極楽なり。
さっきまで跳ね回っていた牛科と犬と猟師たち。
さっきまで惚けていた若造らに振る舞って頂き、舌鼓。生気取り戻したかのようにカッカする。今夜はたいへんだぞと笑われて、焼酎のお湯割り。開いた花を上から見た図に並んだ浜松餃子のカリッカリと黒星サッポロ瓶生で乾杯。味噌で下味が施されたモツも焼いてがっつく。瓶を空けたところで発泡性にごりへシフト。もうお風呂も入ったしということで、気兼ねなく、思いの丈なりへ。流しの前でバタンキュー。結論は楽しく過ごせ、真面目に働け。いつもはお袋とは言わないもんです。うるうる。布団へは三時すぎ。

金曜日, 1月 23, 2009

僕の指し示す光は

自覚の無い夜道の往復。
僕の指し示す光は、程度が知れている。
そう彼は言った。
中2病だとみんな笑ってくれた。
深夜のラーメンは食べたくないんだけれど食べたくなるんだよ。
締めにはちょうどいいと言ってある。
パーマンの歌を歌って、少し強くなった気分で帰る。
僕の指し示す光は。

木曜日, 1月 22, 2009

潜水服は蝶の夢を見る

多くの人が私に向かって話しかけてくる。
私は蝶の夢を見ていた。
いつもは忘れるのに。

「潜水服は蝶の夢を見る」(監督, ジュリアン・シュナーベル/マチュー・アマルリック、エマニュエル・セリエ、マリ=ジョゼ・クローズ、マックス・フォン・シドー/2007)を DVDで一人鑑賞。
閉じ込め症候群(ロックトイン・シンドローム)になってしまった男の話。
主人公の目となった画面がいい。
その光の具合、ピントとボケ、何気ない動きに、その人への認識の本質があらわれてくる。
多くの人が私に向かって話しかけてくることで、私は私を捉えることができていた。
現実の画面も、想像と記憶による夢の画面も、その差異が深い。
言語療法士は美人で、言葉を記したのは目だ。
映画化にあたり、仏語のオリジナルを英語にする案もあったそうだが、仏語で良かったと思う。先日テレビでやっていた発明家 加藤源重さんも、首の動きだけで言葉をタイプすることができる自助具を作っていた。日本語ではタイプ数が多くなるだろう。
もっと沈んでしまうかもしれない。
閉じ込められた視点と、飛び越える色彩との幅が違うはずだ。
可視できないものを絵に描くということに関して、密接に関わってくる映画だと思う。

http://chou-no-yume.com

水曜日, 1月 21, 2009

この言葉が光明であったのは確かだから

第44代米国大統領就任式の生放送を見ていた。宣誓の瞬間にオバマが現大統領になった。言葉によって転身するということが生きていた。ドラクエのダーマの神殿を思い出す。
就任演説が力強い。ワシントンに集まっている人々と、テレビでこうして見ている自分が皆、オバマ大統領の言葉を聞いていた。この言葉は光明だと思う。
この演説のおおもとは、ジョン・ファヴローという27歳のスピーチ・ライターが書いているらしい。オバマと推敲を行って仕上げていくという。その若さに驚くと同時に、スピーチ・ライターという役割があって、それが隠される存在ではなく前向きに評価されているのが良いなと思った。

昼間にも YouTube で演説の映像を見た。日本語同時通訳がされていない映像は、意味こそ追えないが、生の声、響きがダイレクトに迫ってくる。
就任式後、ブッシュ前大統領夫婦はヘリコプターで会場の後ろから去った。乗り込むドアのすぐ手前までオバマ夫婦がお見送りをしに行く。ブッシュの顔は綻び、何やら冗談を言っているように見える。これでもう靴を投げる必要も無くなる。何度も別れの抱擁。

そして照らされた方向に進む。そこに光があるかどうかではない。
この言葉が光明であったのは確かだから、人々はそれを持ち帰って、いまある暗闇を照らしていくのだ。

http://jp.youtube.com/watch?v=VjnygQ02aW4

火曜日, 1月 20, 2009

ビルドアップの術

映像編集の感覚は何で鍛え上げられるのだろうか。
とにかくたくさんの映画、PV、映像作品を鑑賞し尽くすのも手だとは思う。
それから四コマ漫画をたくさん描いて、起承転結の構成術を習得する。
日頃からスナップ写真も多く撮るようにこころがけ、構図も学ばなければ。
音楽、歌、詩、短歌、演劇、ダンス、時間進行を対象にする表現方法を意識する。
メディアーの取捨選択センスも何をすれば鍛えられるのか。
周囲へのメディアを懐疑的に批評するか。

帰宅して南瓜の甘煮を食べた。
口にしたとき、凝り固まっていたものが意識に浮かび上がってきた。

月曜日, 1月 19, 2009

Conflict それから Think

四方八方にレールが走っていた。
そのどれもがまっすぐにぶつかろうとしている。
「Conflict」とそれを呼ぼうとして、「Conflic」まで発音した時点で押せ押せモードになってきた。それでは勿体ないのが実際のところだと思っている。
それは走り去るだろう。ただそれだけで、何も残してはいかない。
「t」まで言い切れないまま、もう誰も知らない隅っこだ。

インターフェースが同じで、アウトプットも同じだから、そこにクリエイティビティなんて無くて、もっとコンピューターを疑うんだと手帳とPDA 代わりのタッチパネルに記す。べたべた触られたディスプレイに苛立つ。週末には拭き取ると決意した。たったそれだけのことに全力かと飛び交う。某オンライン上。Think Pad、Think drift と文言化されていることをもっと考えようとする。Think、それから。

電話口を信じるしかなく、相づちで受け入れるだけなのを嘆く。次には傍観のコマンド。
「Conflict」と吐く目が怖いって。
また早口になっている。

日曜日, 1月 18, 2009

それは本当にそうだと思う

起きたら部屋を整える。暗くなるのも恐れずに洗濯機を回す。食事は夜のみでカレー、南瓜サラダ。洗濯機は朝まで回りっぱなしかもしれない。録画しておいた月9のドラマを見て、山田太一の台詞回しはわざと戯曲のようなのだろうが、古くささは拭えず遠い目になった。生きているだけで奇跡か。それは本当にそうだと思う。今夜の料理も奇跡だ。

http://wwwz.fujitv.co.jp/arifureta-kiseki

土曜日, 1月 17, 2009

Fの魂

「Fの魂」(2002)のあがた館長に涙して笑った。
昆布だしの味噌と醤油、辛味噌による鶏肉鍋の後で布団を敷き詰めるまでの間に。

僕が君に話しかけたいとき 君は話したくないかもしれないし
君が僕と一緒にいたいとき 僕は眠たいかもしれない
と歌う あがた館長!
パッションを僕らは受ける。

http://jp.youtube.com/watch?v=w6zg6G1NSno

金曜日, 1月 16, 2009

引き受ける人

夜の回で「大丈夫であるように -Cocco 終わらない旅-」(監督, 是枝裕和/Cocco/2008)を見た。
引き受ける人だと思った。
引き受ける人だけが、ありとあらゆる どうしようもないことにうちのめされる。
助けて下さいがずっと続く。
そこに向かう顔は、何でもできるよではなく、何もできないから辛いである。
そして一緒に泣いてあげるというほど、その人はたやすくない。
引き受ける人は一人で泣く。
隠れることはせず、そこから歌う。

この映画はとても美しく、強い。
さりげなく撮っているように見えながら、構築された画面と編集は圧巻だ。

http://www.dai-job.jp

木曜日, 1月 15, 2009

恋はアマリリス

ムーンライダーズの新譜「恋はアマリリス」(詞, 鈴木慶一、 白井良明/曲, 白井良明/2009)に聴き惚れる。三分で一年の恋心が歌われていて、切ない。何度もリピートしながら気持ちを生やす。
雑居ビルを上下しても、崩れなかった部分が洗われていく。

http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?id=300394483&s=143462

水曜日, 1月 14, 2009

イェティの鳴き声が聴こえるか?

イェティが嘘のようにぶくぶくと太って、列挙することで託された。
後に残るのは純粋さだけ。
連れに甘える盲目さも、全て純粋さでごり押しされているのはどうかと思う。
変に厳しく当たるのではなくて、真剣さが伝わるかだけ。
イェティの鳴き声が聴こえるか?
君の前でみるみるうちに痩せていく。

火曜日, 1月 13, 2009

4:30のイェティに至るまで

延長をこいた宴席の機会は、お店からマンションに変わった。
おっそろしく冷えた夜道をてくてく歩いて、駅の階段でばったりはち会う。
コンビニ経由し、ビルを大回りして向かう。
できあがったパジャマでは眠らず、デロンギだけの部屋で寝る。カーテン無し。
それでもシャワーでもくもく。温泉みたいにする。火事じゃないけど、あれは何だったんだろう。ビルを周回していたとき、その向こうから、のろしのように白い煙が上がっていた。

「4:30のイェティ」(詞, 鈴木慶一/曲, THE BEATNIKS/1995)に至るまでだ。

http://listen.jp/store/artword_1107574_32775.htm

月曜日, 1月 12, 2009

ノーケア

そして朝は上階から降りる。屋上の看板を見上げるまでの間、道は乾いていて誰もいない。韓国料理の店だけがソウルの店そっくりに明るかった。看板にはノーケアとあり、空は誰にも触れられていないと綴られていた。頭の半分もそれに浸すこともできないまま抱きしめることはできない。そう反芻する。顔写真はこちらを見ていて、余計なことを言っていないのが理想だと思った。必要なことは減らしていけば残ると思えた。雪が降りそうなくらいの寒さなので、自転車に乗ることがためらわれ、煙草に火も点かない。自戒を覚える前に、明日へフリックされる。

日曜日, 1月 11, 2009

勇気は持つものじゃない出すものなんだ

ノープラン、ノーマネーな朝。
助けてもらい徘徊。昨日に続いて大須。ベトナムカフェでブランチ。コメ兵で中古デジカメ物色。自転車が荒れ狂う激安スーパーで買い出しをして、袋を下げながらロフトと無印良品にカセットコンロを買いに行く。
栄の中心でもつ鍋。味噌に醤油で美味しい。
食後、深夜のテレビで「とうちゃんはエジソン」(東海テレビ/2003)というドキュメンタリー番組を偶然見た。これが面白くて皆でしっかり鑑賞。勇気は持つものじゃない出すものなんだという加藤源重さんの精神に感動する。この番組自体も丁寧な構成で良かった。
余韻とともにまた雑魚寝。寝袋も支給して頂く。

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/backnumber/12th/03-170.html

http://www.ask-net.jp/skn/005.html

土曜日, 1月 10, 2009

むくむくと丸い猫

美術館とギャラリーのはしごから友人の誕生日パーティへ。外は凍てつく寒さなので、とちゅう喫茶店にもよく入る。それでも肩や腕はこわばり、背中など痛くなってしまった。
ビール二杯飲んでも痛み抜けず。雑魚寝をするまで、浮ついた話でわぁわぁ。
むくむくと丸い猫が白川公園にいた。野良ではないだろう。近づいてきて、離れていった。

金曜日, 1月 09, 2009

30円別途払いで安心

宴席で食べ残したお好み焼きをパックに入れてもらった。
呑むとすぐに眠くなり、起きたら腹ペコだったのでレンジでチンしてみた。
こんなにもソースどっぷりで辛いのを食べていたのかぁ。
ただ一瞬で日頃の意識は伝わってくると思う。
もぐもぐ食べきった。それからまた布団に潜る。

木曜日, 1月 08, 2009

HEART STATION

遅くに仕事を終えて、誰もいない郊外の夜道を抜けるとき、カーステレオに宇多田ヒカルはよく似合う。アルバム「HEART STATION」(2008)は、卑怯さを見つめている健気さが歌っているように聴こえ、感激する。罪びとたちと自称するくだり、そこからサードチルドレンの息づかい。きゃっきゃ言う自分は自転車で帰っている。

http://www.emimusic.jp/hikki/disco/album09.htm

水曜日, 1月 07, 2009

いつか観念しなければいけない時が来て、虫歯が全て暴走するのだろうという予感を持った。
どうか、叱りつけたりしてこない歯医者さんでありますようにと願う所存である。
派遣切りにあった求職者が、面接に行こうにも着ていくスーツが無いという報道にやりきれなくなる。
歯医者に行くにも歯が無かったとしたら。
崖の淵で泣きわめいてもエンドロールはクリックされれば流れてきてしまう。
いままでの歴代宇宙飛行士たちのロケット内での映像を見た。
何の保証も無い空間に打ち上げられて行く姿は、勇ましいというよりも、不可思議な感覚を持っているように思えた。
ロケットの、窓の向こうは暴走すら無い広がりだ。夜でも無い、闇。

火曜日, 1月 06, 2009

遠足の便り

雪国よりメール届く。
それは遠足の便り。

例のごとく案内状印刷などが重なり、すぐに返信できなくて、帰宅してからにしようと言いながら横になってしまった。
我らの国の新年には、ワイン福袋なるものがあるらしい。
雪国からは、電車に乗ってどこまで行けるのだろうか。
いまの手順で落下してくるブロックを然るべきところに積み上げるだけでは、制限時間内にミスをしないだけのことだと認識しなくてはいけない。目指すのはハイスコアでありたい。
そういうわけで、言葉を探すのであった。
今更じゃあないぞ、年賀状の返信だって。
福袋に酔うのは次の楽しみだ。

月曜日, 1月 05, 2009

正月から現実へのディゾルブ

ホームページ作成ソフトの件は解決進行して、YouTube を保存するやり方や、Macを喋らせたり。夕飯はインド料理屋でカレーとナンを食べた。
帰ってテレビをつけ、年越し派遣村の大移動におののく。
ネットでイスラエルの虐殺についてを読む。テレビではあまりやっていない。派遣切りのこともある程度だ。定額給付金なんて何の効果も無い。何が何だかわからなくなってくる。

日曜日, 1月 04, 2009

裁判もの映画を二つ

「半落ち」(監督, 佐々部清/寺尾聰、柴田恭兵、伊原剛志/2004)と、「それでもボクはやってない」(監督, 周防正行/加瀬亮、瀬戸朝香、役所広司、もたいまさこ、正名僕蔵/2007)を続けて HDD録画したもので鑑賞。
どちらも裁判もの映画だ。
「半落ち」は、各々の登場人物が様々な思惑を秘めているという描写がしっかりしているので、じっくりと見れる。テレビ放映版なので、やや駆け足の編集になっていたのかもしれないが、ラストには泣かされてしまう。感動している心に、森山直太朗の声が滑らかに絡み付いてくる主題歌も良い。昨年の紅白で歌っていたのも良かった。

「それでもボクはやってない」は、いつ遭遇してしまうかもしれない恐ろしい現実を描いている。随所に鑑賞者へ語りかけるような台詞が発せられるのは、この映画の意欲的な趣旨だと思った。「シコふんじゃった」「Shall we ダンス?」の周防正行監督がこんなにもシリアスな映画を撮るんだ!リアリティに溢れ、ひとつひとつの描写が丁寧で惹かれる。裁判官役の正名僕蔵が魅力的だった。

これらの裁判もの映画を見た後、今年の五月から「裁判員制度」が始まるということを聞く。
冤罪が多発するのではないか、そんなにも有効なことなのかと疑念を抱く。

http://jp.youtube.com/watch?v=G2TFmZn98WI
http://www.soreboku.jp
http://www.nichibenren.or.jp/ja/citizen_judge
http://no-saiban-in.org

土曜日, 1月 03, 2009

部屋の回復

日中にようやく部屋掃除へ着手した。腐敗していた冷蔵庫に、うず高くそびえ立った洗濯物の山を切り崩し、ゴミ袋と洗濯機に放り込んで行く。その間に床拭きと掃除機がけ、そして掃除機自体を掃除して部屋の回復に見通しが立ってくる。おお!これぞ新年の新鮮さだ。なるほど大掃除は要るや。大掃除がちゃんとできれば、良い新年が迎えられるというのはお小言では無いわ。

夜、昨年、韓国で手に入れた石が中心に埋め込まれている鉄の平鍋を使って 焼き肉新年会を開いた。豚肉を焼いて、辛味噌を付けてレタスや青葉で巻いて食べる。日中に作っていたというロールキャベツも頂く。どちらも実に美味。スポンジボブ見て眠くなって帰る。かなり飲み食いしたのだけれど、一人千円足らずになる。家飲み良きかな。

金曜日, 1月 02, 2009

餅は美味しく、ありがたし

食っちゃ寝正月を十分堪能す。帰省より帰還。早速新年会。赤い缶の琥珀エビスを買って行く。餅を焼きながら、ホームページを作る頼まれ事に取りかかろうとするが、ソフトが入っていないので手が出せず悶々とする。餅は美味しい。白味噌でお雑煮を頂いた。実家では角餅で青菜や鶏肉と一緒に食べていた。どう食べても美味しくて腹持ちも良くて素晴らしい。
ストーブの前で腰が痛いという友人のマッサージをしたりしていたら、そのまま寝てしまった。最後はこの厳しい不況情勢についてになり、辛くなる世界のものごとに。

木曜日, 1月 01, 2009

元旦の朝から、三重テレビで銀座の恋の物語

あけましておめでとうございます。
2009年もよろしくお願いします。

元旦の朝から、三重テレビで「銀座の恋の物語」(監督, 蔵原惟繕/石原裕次郎、浅岡ルリ子、ジェリー藤尾/1962)をやっていたので、しっかり見る。
石原裕次郎が若くて売れない画家で、浅岡ルリ子がミシン掛けの仕立て工場で勤めているというカップルという設定。デザイン会社で内装の仕事に誘われている裕次郎だが、勤めてしまうと才能が腐っていくと言う。「絵を描くことよりも電機冷蔵庫や洗濯機のほうが良く見えてしまうようになるんだ」という理由にズッコケル。愛し合っているのに、経済力が無いので結婚もできない。ズッコケついでにボディブローだ。こいつは、年明け一発目の。
歌はムーディーで良いとしても、お話そのものは無茶苦茶である。
そう、これは酔いしれる為の映画。
浅岡ルリ子の顔を正面から映したアップが凄く多い。

ジェリー藤尾が自分を「あいのこ」だと自嘲する。
「あいのこ」とはハーフのことらしく、全く自分は知らなかった。
西洋文化との融合と、その昇華へと進む昭和四十年代。モダーンな華やかさの裏で、歯痒い心境がうごめいていた。
00年代最後のいまになっては、「あいのこ」に捕らわれることなく、忘れることもなく。
何のアップを多くするか?

http://jp.youtube.com/watch?v=LAWMaWxNgjE