木曜日, 1月 29, 2009

ジェネレーションは変えられないが、魂は引き継げる

「TVゲーム・ジェネレーションX ~8ビットの魂~」(モンド21/2007)の番組をYouTubeで視聴可能な回まで見て、project-F を知る。オタク素人が ロムカセットから、外箱、説明書までファミコンそのままに作り上げていくのに唸った。
自分自身、ファミコン20周年のあたりにオタクファミコン大会をやったときに、エミュレーター内で動くロムではなく、作品としてカセットを作りたいと話していたことがあったので「ぐう」の音も出ない。さっきの唸りは「むむぅ」と発音。完全に具現化されていた。すごい。DVD をしっかり見たい。

同タイミングに「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」(著, ブルボン小林/太田出版/2004)を読了。
ノスタルジーに偏らないゲームへの批評精神、情熱と審美眼にグッとくる。
ゲーム内で語られる物語はもっと厳しく見られてもいいという点など、全般に渡って。
同収録の「ジャージの一人」(著, 長嶋有)はあっけらかんとした開放感のある引きこもり小説に思えた。
先日のダウンタウンex 購入から、身体の中にあるゲーム細胞が熱を持ってきているのを自覚している。むむぅ。

http://www.bonkoba.jp
http://projectfonline.com
http://jp.youtube.com/watch?v=HWKvWXsn-LY&feature=related