日曜日, 10月 31, 2010

レジスタンス

芸祭終わる。今回は禁酒法こそ免れたが、八時までの開催という極めて苦しい状況のなか皆々健闘していた。
夜、赤いサーチライトを避けながらノリ氏と走って袋を受け取りに行く。合流地点に着くと、別方向から樽を担ぎにくる男たち。そっちはどこの瓦礫に居られるというのか。モールス信号で合流したいって盛り上がった。もはやレジスタンスだ。


土曜日, 10月 30, 2010

From De

調子にのってどんどん撮っていく。イベントなので久々の面子を撮っているだけで面白い。
毎年参加のノリ氏も来て、何処ででも小さな宴が起こっている。

そんななか、部屋にドイツから荷物が届いた。ちょうどアイスランドの噴火のときに滞在していた Georg からのパックである。この夏にドイツへ行ってきた彼女が送りきれなかった荷と共に彼の写真やら DVD を送ってくれた。写真は全てフィルムで撮られ、近所の山田写真というお店で現像とプリントをしていた。一枚一枚が綺麗だった。Geum-hee が手がけたという書籍「Brush'n Script」(2010)も入れてくれてあった。フォント集でありつつ、色とりどりのデザインブックだ。ディスクが付いているので実際に使うことができる。早速 Mac に入れる。嬉しい。真剣な姿勢を感じる。
そしてやはり猫の鬱はこの段ボールに入った。

http://issuu.com/verlag-hermann-schmidt/docs/brushnscript

金曜日, 10月 29, 2010

ファーストショットはツーショット

小忙しいとか言っておきながら、ネットショップや店を物色していた。名古屋駅のソフマップにてコンパクトデジカメ「Power Shot S90」(Canon/2009)を中古で購入。最後の最後まで「CX3」(RICOH/2010)と迷っていた。しかし中古ながら綺麗で二万弱だったとのと、CX3 は機体が大きいんではないかと思うところから Power Shot へ舵をとった。
だいぶ前に「Power Shot A10」(Canon/2001)を持っていたので、それを受け継いでいる感じがする。日中に購入し、夜は芸祭へ駆けつけた。
そこで見せびらかしながらパシャパシャ撮る。でもその前に初めて撮ったのは猫の鬱とのツーショットだ。なんか髭がすごい。

木曜日, 10月 28, 2010

昭慢から遠く離れて

今月末には名古屋芸大にて芸祭がある。
昭和78年に、漫画を二人で書き続けた「昭和慢画」(慢の字は誤字ではなく、正式表記。当時のビラより)を行ってから 毎年、山田亘さんといつも何か出し物(?)をしている。
しかし今年は思いつきも降臨しないまま、忙殺のまま 何かを設けることはできなさそうだ。
思い返せば何故なのかは分からないが。

また電子工作をしている。
大須で買ってきた「水が要らない半田ごてブラシ」はとても便利だ。これでまめに洗っていこう。

水曜日, 10月 27, 2010

金槌すら持っていない大工

自主映画を撮っている神監督から連絡があり、先日作成した DVD をコピーしてプレスしたいとのこと。友人のパソコンで試したがうまくいかなかったらしい。
夕刻に合流し、Mac OSX に標準で入っている ディスクユーティリティーでのまるごと複製をかける。同時に HDD レコーダー機のディスクバックアップ機能も動かしての二台同時態勢だ。初回の読み込みを終えた後の二枚目以降は焼き上がるのが速い。試聴も行って、次のディスクをほりこんでを繰り返す。監督を慕って手伝いに来てくれる面子も来た。当の監督は別件というかプライベートな電話をしていたので、何様やねん!と皆で怒る。便乗して Mac 買わんかい!と騒ぐ。

お礼に牛丼屋で奢って頂き、歩いて帰る夜道で「金槌すら持っていない大工みたいなもんですよね」と監督は話した。そうだようと頷く。

火曜日, 10月 26, 2010

壁を斜めにする効果

12月に行う予定の展覧会「きろくのきおく〜フォーラムプレスの一万年〜」の会場仮設営ミーティング。ここに来るまでにも話を重ねてきていた。
文化フォーラム春日井ギャラリーにて実際に可動壁を動かしたものや展示台を見せて頂く。
壁を斜めに設置したりする効果が面白い。
こういうのは紙の上だけでは分からなくいが、実際に設置するとパッと見で分かる。

かすがい市民文化財団の皆様といろいろ確認。これから作るものは多数だ。帰ってチラシ案触る。

月曜日, 10月 25, 2010

そこまで作ったような気に

針を板に押しつけて百足を作っていく、そんなささやかな電子工作をしていた。
ウェアラブル、LilyPad Arduino までもいかない安いキットだ。
左から右へ光が走る。それだけでも出来ればイベントに参戦できる。
LilyPad Arduino を用いて作っているビデオを見ていると、そこまで作ったような気になってしまう。

http://www.youtube.com/watch?v=Yj639_ez6TM

日曜日, 10月 24, 2010

マテリアルの調達

ここのところ大須へ結果的に何度も通っている。事前にまとめて所用が分かっていれば、まとめて一度で済むことばかりだった。「ア"ーッ!ラジオ」で要したパーツ関連も全て大須になっていたのと、次回の発表もいろいろ要り用だ。
ネットで揃えられるものなどは、ある程度までという感覚がある。情報としては必須なんだけれど、実際に買うのは店が多い。
もっとも、急に要るという状況が店にさせているとも考えられるか。
事前に分かっていればネットのほうが安かったりするのかもしれないな。
大須へ来る度に、コメ兵のチェックとタピオカ入りのドリンクを飲んでいる。外出の楽しいところだ。

土曜日, 10月 23, 2010

クリームプリンと男

正午、明治のクリームプリンを線路沿いの公園で食べる。
一ブロック先のベンチ付近に一人で男が居る。
公園飾りのSL横に移動し、屈みこんでは家族連れと距離をはかっている。
灰色のズボンにハイテク風のスニーカー。ツバ付きの黒いキャップ。
かつて教習所に居た黒づくめの男を思い出した。
クリームプリンは甘く、男の動きは苦かった。
誰かが喪に服したぶんだけ働いた。
帰りに暗くなった公園を横切ったが、男は居なかった。

金曜日, 10月 22, 2010

時折飲むゆえ

英国の大学にはバーが付属しているって。日本の大学は禁酒のお達しが回っている。
体のつくりが違うんだよ。頭のなかで考えていることも英語になっていくのか。
十代からずっと向こうだという話と、十代からずっと画家だというのが同意の扱いにされる。
今夜は同世代で同性ばかりだから話がいやらしい。俗にいう世渡りなんて聞いてしまって。面倒なもんだからクラブへ行きますと女子らは消えた。支払いはちゃんとして、円高も考慮されていた。酒でたいへんな日の挨拶代ではない。

木曜日, 10月 21, 2010

それもまたメールする

明け方に皆を送って行った。同居人が寝てしまっていたら部屋に入れないかもしれないと不安げな子とアパートの前まで送る。玄関が閉じていたらメールするのよとある子が言う。それから少ししてメールが届き、良かったと始発に乗る。
僕はそれもまたメールする。

水曜日, 10月 20, 2010

鍋のちアップル

立ち飲み形式の鍋会。撮った写真を見るとまるで炊き出しのよう。

禁酒の反動で そのまま居残り組は移動して缶ビールを取り出してくる。
アップルの新製品発表会を Ustream で、飲み会の流れでそのまま見た。

「And more」にて、Mac Book Air 11inch 発表。おおっ!と騒ぐ。皆で見る発表会は面白い。
初めてアップルの発表会を見た面々も楽しんでいた。
まぁ、横で騒いでる者がいれば何か楽しく感じるというのが大きいやね。

http://www.youtube.com/user/apple?blend=1&ob=4#p/c/21026A3F08771327/0/SHllK_hKFxY

火曜日, 10月 19, 2010

Tweet to us.

タイに発った友人の Tweet が届く。掌の中で自分も含めてゴニョゴニョ騒いでいる。明言まで辿り着かなくてもこんなネット発の呟きが周囲を動かすことも、きっとある。
困った。
たいへん。
大丈夫。
気をつけてね。
むむぅ。
ああ。
なんなん。
デジ道のプレスが完了しました。ご希望の方は−。

月曜日, 10月 18, 2010

貧者の兵器とロボット兵器

NHK「貧者の兵器とロボット兵器」は壮絶な内容の現実だ。
映画か嘘事のように、ロボット兵器はまさしくデジタルガジェットだ。これを見ているとテロリストら貧者の自爆兵器を応援したくなってしまう。
問題はそんなに単純ではないが、ロボット兵器は卑怯だと感じるのは単純で素直なところ。
そしてこんなことをしていては何にもならないと考え、愚かなことを止めるべきだとそのまま誰もが思う。
それは分かりながら、止めるタイミングは自分にとって都合のいいときであるように 彼らは小競り合っている。
裕福なアメリカの一方的な制圧に、一矢報いる機を狙う貧者。

http://www.youtube.com/watch?v=M50Zkqby71E
http://www.youtube.com/watch?v=OFurjPXEVOc&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=ISGNTLlJg80&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=XLunCy_ZMYo&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Aq3xlu95UOQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=V77bfeoC-Yg&feature=related

日曜日, 10月 17, 2010

作品の作り方→地元の方々と過ごす

「常滑フィールド・トリップ2010」鑑賞。もはや毎年恒例となっている企画展だ。海沿いに広がる常滑の工房と階段の多い町並みにアート作品を展示していくもの。この地域には陶芸というものづくりのポテンシャルは既に高くある。

下村邸という民家に住む地元のお爺さんに作家二名 片山一葉さんと近藤まどかさん で密着して出来た作品と、小さな文房具店に眠っていた商品たちとオリジナル文具を組み合わせて店舗営業をする「わかば文具店」なる企画が面白かった。
前者の下村邸の作品では、生業としていた「競艇」が自然と取りあげられていた。「競艇」は常滑地域が観光としてはあまり強くは押し出していない要素なのだけれど、地元の住民には自然な存在としてあるという当たり前のことを照射する。とても飾らない内容なのが良かった。
「わかば文具店」は若い女性作家、デザイナーらがチームを組むことで活力を起こしている。古ぼけた商店に置いてある文具やシールは、そのままで充分に愛らしい。その感動を作家側から伝える為に、お店の店主、地元の方々と充実した時間を経なければこういった成果は得られないであろう。

http://www.tokoname-fieldtrip.jp/2010/index.html

土曜日, 10月 16, 2010

ジコアイトトモニアルケ

高嶺格展「いかに考えないか」を見に行く。七ツ寺共同スタジオ。

その言葉だと限界が見えてしまうのを避ける。聞き方も頼み方も読めてしまうとさみしい。すぐイメージできることの重要性? 即戦力ならぬ即想像力か。

じわじわと 言葉はある故に。あーでもないこーでもないの嵐にまみれて、自己愛だ SEXだ 書かれることに。恐れなくていい。学校すら変わるから。
いまさらだから思える、考えちゃう。考えられる。ラジオのタイトルコールだって。アーッ!に濁点ってめんどくて、一度戻るのが動き回りに似て。
夜は詩以前。朝まで歩いてなんぼの 夢んなか。ご静聴はイビキと手を取り合って、一緒に入った。黒色に塗られた板の部屋。ジャンプす、る。床は土だ。
歩ききれなかった僕たち。1999年 四日市で足が痛いと喚き出して、終電も無くて、 迎えに来てもらった。頭の中のイメージでは出来てた。町と町の間の野っ原をすっ飛ばしてた。ここいらは隙が無くて、息がつけない。みんな地続きだ。

いかに考えないかと問われて、兎に角考える。そして毎度「ジコアイ」や「アイ」と打つ。

http://www.ustream.tv/recorded/10213771

金曜日, 10月 15, 2010

君が寝顔を撫でる

おやすみプンプン7巻を読んだ。
感想は保留して お早うと言う。頂いた明太子フランスパンを食べる。水飲む。
50Ωからの インピーダンス変換パッドが届く知らせ。名称はコネクターじゃなくてパッドだった。

猫の鬱には おやすみを言う間も無い。いつもスリーピング故に。

木曜日, 10月 14, 2010

チリの坑夫が助かったことも報じた

ラジオが終わったら連続で 映像雑学会+ダンスイベント「MYRE」。ヘビーだが、それもあるからラジオの会場まで来たたいう面々も多い。
夜が明けて翌日に片付け強行。

チリの坑夫に浮気男がいて、救出されたけど妻の前で愛人とハグだなんて、漫画みたいな展開。
でもみんな助かったから笑うことができる。

http://www.youtube.com/watch?v=exf4prDRkd8

水曜日, 10月 13, 2010

R的朗読劇

〜「おしえて WOMAN」は修羅場を切り抜ける為のお悩み受付番組?!「Ko Yamada の田楽ラジオ」も生放送!そしてエンディング!!(ア"ーッ!ラジオ告知より)

「R的朗読劇」パフォーマンス/山口諒 ではろう城が起こった。
最初、人々は驚いて、それからの朗読に耳を傾けたりそうでなかったり、待っていた。
エンディングも ずっと宣言を待っていた。
待てずに行った者のことを話そう。待った後には。

http://aaartsradio.jpn.org/pro_13.html







火曜日, 10月 12, 2010

日暮れを読まんとす

〜昼は、大学院同時代表現研究 展「なぞなぞ」の出品者のドキュメント番組「The Answer」。夜は あいちトリエンナーレ2010キュレーターの拝戸勝彦氏をゲストに学生DJ が あいちトリエンナーレ2010 ウラバナシを根掘り葉掘り!(ア"ーッ!ラジオ告知より)

「日暮れを読まんとす」DJ 村田。
電気を点けないで、ラジオはつけたままで。
誰かが言葉の尾っぽを追ってくれている。

http://aaartsradio.jpn.org/pro_12.html




月曜日, 10月 11, 2010

ア"ーッ!ラジオ 2010 初日

自分は技術的なことばかりやっていたが、会場のセッティングは大勢のスタッフが取りかかっていた。スタジオ設営。カフェスペースの設置と提供準備。「断片展」と「なぞなぞ」展の搬入展示も行われていた。三日間だけの放送は今日から。サイトに行けば Ustream が置いてあるのでそのまま聴ける。FM ラジオ機も貸し出ししていて会場内のカフェや外で聴ける。カフェの名前は「ラジ喫」になった。

初日はゲストにアーティスト/書道家の横山豊蘭さんの番組とパフォーマンスが行われた。先日のエビスでの個展最終日の録音も使っての展開。パフォーマンス前に書道教室も開かれた。盛り沢山過ぎるぞ。やる前はよく分からないとしていた周囲も、やりはじめれば来るものだ。人が居ると、面白いものだなと人がやって来る。

http://aaartsradio.jpn.org



日曜日, 10月 10, 2010

ハンダゴテとクッキーでトランスミッターを囲む

明日放送というわけで大詰め。五人でハンダゴテ。煙をつけながら 送信用のミニFMトランスミッターを作成。秋月電子通商のものが大須でも売っていた。これで Ustream を受けた端末から出力してもらう作戦。ソフトバンク方式なるか。二台くらい出来たところで時間的に苦しく切り上げる。小原さんより差し入れのクッキー頂く。美味しい。皆むさぼり食ったのですぐ無くなった。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00086/

土曜日, 10月 09, 2010

発信ノ方法

ラジオの為に インピーダンス変換コネクタを求めて各社に電話。取り寄せが間に合わないのだが、電話の方が優しくて買うより作ったほうがいいですよと指南して頂く。とても丁寧で有り難い。相談を持ちかけたとたん「私もそういうのを作ったことがありまして・・」と教えて下さった。

大須のアメ横へ買い出し。ファックスをして頂いた技術書をメモにパーツを揃える。金属製のケース、BNC コネクタ、パラファイト軸、2mm アルミ線。巻き付ける自作を行う。Make だまさしく。技術の共有だ。ノーベル賞だ。

FM トランスミッターの発信 50Ω仕様のものを、75Ω仕様 FM受信アンテナで発信する為に、途中にコネクタを中継し、75Ωへ変換する!

また発信と同時に出力させる予定の Ustream の為に「UQ WiMAX」を契約。二年縛りも無いので気軽だ。各社 調べた。自作コネクタ作業の傍ら試験放送。快調で肩をなで下ろす。

金曜日, 10月 08, 2010

誰宛かの

変換、変換、また変換。
同じ言葉を忘れたので。

頑張ってほしい!
そう願う。
でもその前に自分がやる!
自分を助けて くれるのは自分の仕事だけだと!from 武田鉄矢先生。

木曜日, 10月 07, 2010

ドラライダーTシャツ

今日は卓詩さんのタイ土産、ドラライダーTシャツを着用す。
ドラえもんと仮面ライダーのドッキング。SEVEN STAR というブランド。タイバンコクと片仮名で書かれてる。
シャツのおかげで、僕が浮かれていて面倒なのを察したのか、ラジオスタッフの面々は皆イヤホーンを付けて作業していた。音声の編集だからである。自意識過剰も甚だしい。部屋は静かに深夜を迎えた。

水曜日, 10月 06, 2010

カーテンに光が沿い、紅葉した木々が薄く見える。間にパンを買いに行く女性一人。
髪を伸ばしているのが好きだと男子に言われたのを根に持っている。
誕生日なのに。

やがて男は、まるまると大きくなって背広で油をかわせない。
朝だと知るのは家にはなかったハッシュドポテトを齧ったとき。
岩塩は夜に舐めていた。少女は甘いもの食べたいと宣言する。
木々の間は軽自動車でちょうど通れる。
家の車!

火曜日, 10月 05, 2010

ヘビロテ

AKB48 の「ヘビーロテーション」(詞, 秋本康/曲, 山崎燿/2010)の PV は蜷川実花の監督だというのをいまさら知った。単純にもう下着やないか。こんないやらしい映像を公共の電波で流していいんかいと思ってた。徹子の部屋で紹介されたとき、キスシーンで黒柳徹子が「まっ!」と驚いていた。あれは、嫌味な「まっ!」じゃなく、ときめき感を伴ってた。

この PV と写真の映像感覚はとても強い。AKB48 の勢いをそのまま現している。コアなファンのなかには蜷川実花ワールドになっているのを毛嫌いする者もいそうだが、露出が多いので黙るであろう。

http://www.youtube.com/watch?v=lkHlnWFnA0c

月曜日, 10月 04, 2010

三重のローカル誌を買う

昨日の三重遠征で「NAGI」(発行, 月兎社)という地元ローカル誌を買っていた。高校の後輩の子がイラストを描いていると三年前に知ったのだけれど、拘り感があって面白い。同じくローカル誌「伊勢人」(発行, 伊勢文化舎)はちょうど「北園克衛と橋下平八」の特集で誌上展覧会や、詩の掲載もあったので夏のワークショップ時に購入していた。「NAGI」も伊勢発 のようだが、取りあげる地域は伊勢に限っていないようで、今号の古民家で営まれているカフェや食堂の特集では三重県の各地を押さえている。津市内にあるカフェーは今度 行ってみたい。あんまり宣伝してしまうとお客さんが来て五月蝿くなって嫌だと記者が書いていた。その気持ちまで解して行きたくなる。

最近の帰省では手にしていないが、フリーペーパー調の「kalas」(発行, カラス編集室)というのもお洒落でいい。これは津市の香良州という地名に由来しているはず。香良州海岸から津市にかけての町並みが思い浮かぶ。烏になって街を見渡すような、素敵なタイトルだと思う。

どれも個性が強く、文章への比重がかかっている。三重県の特徴なのか。他県のローカル誌と比べたらいろいろありそうだ。愛好家も居そう。

http://www.i-nagi.com/
http://www.isebito.com/
http://www.kalasbook.com/

日曜日, 10月 03, 2010

北園克衛と橋下平八とあがた森魚

三重県立美術館にて「北園克衛と橋本平八展」を単身 見た。北園克衛は三重県の伊勢市朝熊町出身だったのか。そして彫刻家の橋下平八と兄弟で、実に尊敬しあっている関係だったのだなと展示を通して知った。互いの作品と活動に 与えたものは個々へのアプローチだけでは見えてこない。
兄が彫刻家で、弟が詩人。
彫刻や立体などの 物質の多い表現は、詩や音楽などの非物質の表現に惹かれ、詩や音楽も同時に彫刻的なものに惹かれるのだろう。そう考えていた。高村光太郎は一人の中にそれを宿していたが、北園克衛と橋下平八は兄弟でそれをしていたのだろう。
そして二人とも西洋からの影響を積極的に取り入れている。
北園克衛の映像作品、VOU の表紙群。橋下平八の猫、しかし弟はキザで兄は誠実だった。どちらも精錬された作家だ。

夜は 名古屋の千種へ移動し、島風食堂という小さな店で あがた森魚のライヴを見る。お客さんは僕も含めてほとんど一人の男性だった。食堂の奥に座敷があってそこからホールに歌う構造で、入り口付近に女性も少しみえたが。
コントラバスとギターの二人。マイクありなし乱れて歌は様々な音だった。「港のロキシー」はマイク無しで語りかけるように、「月曜日のK」はとても激しく。いまレコーディングとアルバム制作をギリギリでやっているんだと話す。凄い。それから終演後にお話をさせて頂いた。帰りは雨ん中を JR まで走った。

http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/catalogue/heihachi_katue/heihachi_katue_shosai.htm
http://www.agatamorio.com/

土曜日, 10月 02, 2010

Ustream・案だけ

昨年に引き続き二回目の「ア"ーッ!ラジオ」。今回は 微弱FM 電波だけでなく、Ustream も併用しての放送をしようと考えた。スタジオから Ustream に出して、会場内の端末で受け取り、そこから FM発信するという方法も出来る。これならソフトバンク方式で、リスナー側で基地局を増やしてもらうこともできる。学内イベントなので、主要な研究室の Mac に参加してもらえれば面白いことになるかもしれない。

二台の Mac で試験放送を行った。すると、どうやら学内のインターネットはセキュリティ的な問題で Ustream を受信、発信し続けることが出来ないことが判明。最長でも五分程度の継続と、実に頼りない。おまけに新たにインストールした Skype も何故かログインできない。困った。iPhone で接続したほうがみんなうまくいく。
夜十一時まで途切れ途切れの試験放送。番組制作スタッフらがオススメポイントを話す。ふだんの作品だと不明瞭な要点も、こういった番組となると明らかになってる。

金曜日, 10月 01, 2010

東京トラッドは高校生時に加藤さんとかしかりしたCD だ

「サルビアの花」(詞, 相沢靖子/曲, 早川義夫/1969)あらきなおみ ver (編曲, 鶴久正来?/1995)聴く。
十月はドイツ語で Oktober 。つづりは違うが、サウンドは英語似だ。

朝のうちに 近所の美容院で散髪。マッサージと顔剃りがあるのが嬉しい。ベースが床屋さんだからなのであろう。ラジオの準備で小忙しくなってきたぞ。