昨日の三重遠征で「NAGI」(発行, 月兎社)という地元ローカル誌を買っていた。高校の後輩の子がイラストを描いていると三年前に知ったのだけれど、拘り感があって面白い。同じくローカル誌「伊勢人」(発行, 伊勢文化舎)はちょうど「北園克衛と橋下平八」の特集で誌上展覧会や、詩の掲載もあったので夏のワークショップ時に購入していた。「NAGI」も伊勢発 のようだが、取りあげる地域は伊勢に限っていないようで、今号の古民家で営まれているカフェや食堂の特集では三重県の各地を押さえている。津市内にあるカフェーは今度 行ってみたい。あんまり宣伝してしまうとお客さんが来て五月蝿くなって嫌だと記者が書いていた。その気持ちまで解して行きたくなる。
最近の帰省では手にしていないが、フリーペーパー調の「kalas」(発行, カラス編集室)というのもお洒落でいい。これは津市の香良州という地名に由来しているはず。香良州海岸から津市にかけての町並みが思い浮かぶ。烏になって街を見渡すような、素敵なタイトルだと思う。
どれも個性が強く、文章への比重がかかっている。三重県の特徴なのか。他県のローカル誌と比べたらいろいろありそうだ。愛好家も居そう。
http://www.i-nagi.com/
http://www.isebito.com/
http://www.kalasbook.com/