水曜日, 2月 29, 2012

電子書籍は決して贅沢ではない

電子書籍は決して贅沢ではない。紙での書籍で読んだほうが、読み込みやすい。重さも場所も取られるが、その読書感を得る為のものとして、紙の書籍のほうが贅沢だと言える。
「青空文庫」を iPad に入れて、先の読書会に参加していたが、アンダーラインを引くことが特定のアプリでしか出来ず、不便さを感じていた。
電子書籍は、大量に本や資料を持ち運ぶのには良いわけだが、文庫本数冊なら逆に手間な場合もある。
大きな字で読めるという利点が電子書籍にはある。
電池切れの心配が無いという利点が紙にはある。
ブツブツ書き出すことを楽しんでいるのである。

火曜日, 2月 28, 2012

壁の加工がどうなるかと話した

某プロジェクトの下見で、名古屋市内へ集合。
今後の食い扶持も決まっていないところにいつもプロジェクトの提案を頂く。つまり食い扶持になるプロジェクトにしていければ良いということなのか。
それに気付くまで十年余り。

月曜日, 2月 27, 2012

百年を読む vol,01 西田幾多郎「善の研究」(1911)

ファミレスにて、三名 + Skype 参加一名 + 終わりかけに駆けつけ一名での 読書会「百年を読む」を静かに名駅西で始動。もともと、飲み会のときにやろうと言い出して、以来 Facebook で秘密コミュニティを設けていたもの。

西田幾多郎「善の研究」(1911)第一編「純粋経験」を一行ずつ読んでいくという超スローペース。

これから流浪の読書会となる。
そんなスローでやってられないだろうというのもあり、今後やや難航か、沈没か。


日曜日, 2月 26, 2012

まきバンバン

文化フォーラム春日井で、森下真樹 ダンス公演「これってダンスなの?」見る。
ストイックさと自由さ、そして展開の妙。
次から次と気持ち良く動く。
ただ、奇をてらうのではなく、未だ行ったたことのない動きを求めていると思えた。
市民参加のワークショップを基に構成された うずうずダンサーズによる自己紹介のダンスシーンが楽しかった。
それからストイックな動き、春日井踊り。何かと賑やかで楽しい。
見に行った三人で踊りの輪に入り、うずうずしていたのを発散させていたのは言うまでもない。

http://www2.lib.city.kasugai.aichi.jp/zaidan/2012/02/74.html

土曜日, 2月 25, 2012

目をつぶり、海景の写真を撮影する

名芸の卒展、西松氏だけ独立した部屋での展示になっており、特別個展の様相になっていた。
目をつぶり、海景の写真自体へビデオカメラを向けて撮影する。すると、手ぶれで海の揺れのように画面が上下しているという映像作品が面白かった。実験的、儀式的に思いを込めている方法論が良い。
ちょうど東京のギャラリーへの選抜展も出しているらしい。本人に会えたら、ビデオ作品とかアーカイヴしてネットでも見れるようにしたらいいよ〜と言ってしまいそう。

最近、作家としてやっていくには話になったときに、webサイトを作ろうという答えにもっていきすぎる傾向が自分にはある。それはそんなにたいした助言ではなくなってきているのも実感している。ある意味 当たり前であり、ある意味 そこに労力することが必要かは断定できないだろうという話にもなる。その作家の仕事を見てうえの助言かと自問しよう。

http://www.blog.nua.ac.jp/meigei/2012/02/-momentmizukinski.html

金曜日, 2月 24, 2012

地震時に避難するゲームブック

小学生の時、学研で地震が起こって避難するゲームブックがあった。

Q, 一人で避難していたら、大人がたくさんいました。どうしますか?
近づく→
A, 大人が襲いかかってきた。ゲームオーバー。(災害時には群れを成して暴れる大人がいるので気をつけよう。)

というのがあり…、怖くていまもトラウマになっている。不条理過ぎるだろうと怒るけど、実際にそんなこともあったから、ゲームになっていたのだろうな。少なくとも 80年代の当時は。

木曜日, 2月 23, 2012

きっとラヴソング

六年前にドイツから帰るとき、タイ人でドイツ在住のアーティスト Pree から CD-Rで貰った SEK LOSO の曲を YouTube で見つけた。
何と歌っているかは分からないけれど、落ち着く。
あのときに Denis から iPod からの直ダウンロードでたくさん曲を貰ったのは、iBook のHDDクラッシュで半分以上飛んでいたのが悔やまれる。彼の楽曲は CDで保存できている。

http://www.youtube.com/watch?v=ngZMJg3FzsQ&feature=plcp

水曜日, 2月 22, 2012

緑と白と灰色と透明の瓶の色

もう一ヶ月前のことになった展覧会「緘黙する景色」では、伊藤正人氏、河田政樹氏、丹羽康博氏と初めて出品する展覧会であった。面識はあったものの、同じ展覧会で出品するというのは全く初めてで、それだけでなくセレクトされた面子に関連性を持たせて提示されるという展覧会という意味では、もしかしたら初めての経験であったと思う。

写真撮影をしてくれた藤井昌美さんより、記録集へ使用する写真を選ばせてもらった。室内は一定のトーンだった。
搬入時に定食屋で飯を食べ、個々に煙草を吸うため外に出ていたことと、自分の朗読の入り方や、走り回る子どもらが屈み込んで詩を読んでいたことを思い出した。

http://beyondwords2012.blogspot.jp/

火曜日, 2月 21, 2012

上空で鳥が被爆している

岩上安身さんの「IWJ」Ustream にて、福島第一原発四号機のマスコミ公開取材の模様が、編集カット無しで放送されており、それをずっと見ていた。

防護服を着て、バスに乗り、無人の集落を過ぎる。各自の持ち込んだ線量計が一斉にピー!ピー!と警告音を出す。一般に設定されている限度値を超えたのだ。スタッフが冷淡に「音を切ってください」と言う。福島第一原発事故地から 20km圏内ではそういった判断になってしまう。そしてマスコミ勢は、四号機の南側に立つ。時々、ここは撮るななど、制されていたカメラも、四号機はズームも駆使してハッキリと写していた。
あんな鉄筋が剥き出しのところに作業員何人かが立っている。
「上空で鳥が被爆している」とコメント欄が埋まる。
見ると、黒い影が舞っていた。
編集カット無し放送のおかげで、本当にそこに向かっているかのような感覚になって、切り離された何処かという感覚ではなく見ることができたと思う。感謝のツィート。
そして、ここで作業している方へは感謝しきれない。
皆が投げ出してしまったら、もっと大変なことになっていたのだし、これからもなってしまう。

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2859492/8513395
http://iwj.co.jp/

月曜日, 2月 20, 2012

人の目を気にしていたら何も広げられない

人からどう見られているかと不安になる人は貪欲にフォローを求め、どお思われたって関係ねーという人は片思いを奨励する。フォロー同盟を騒ぐ人らは、時と場所が変われば、ヌーディストビーチやコミューンに居る気がする。多感期な中高生に SNS は刺激物だ。しかし、古来 若き初陣が無かったわけではあるまい。

帰宅して抹茶アイスにきな粉の煎餅食べる。Facebookにアイスランドと友人のやり取り。北名古屋市で風邪をこじらせた話。週末東京へ亀を連れて行く件と、お婆ちゃんの亀が元気に我々を見ているってどころか威嚇してくる。鼻の穴を広げて。

日曜日, 2月 19, 2012

少し温かくなったのは

恥ずかしがり屋の猫は毛繕いすら隠れてするが、一度眠りに入ってしまうと大股も露わにして開放的な格好で眠る。それは放熱効果も伴っており、家の中はおかげで温かくなる。熱いというほどではない。ほんのり汗ばんでいるのは猫を熱心に見ている男の子と女の子だけだ。兄弟は心配し、お酒は少ししか飲まれない。
天気に恵まれ、よい眠りのなかで鬱もおミシェも、ラムちゃんも静かに放熱していた。泣くのは少しだけでいいと、美味しいものを選んでおいたのである。酒よりも落ち着いていられる。今夜から炭酸水を飲むのだ。時折混ぜる用の瓶を男の子と女の子が持ち込む。泡に仕立てるしぐさを、適温になった猫が見ている。さっきの視線と同じくらい優しく。

土曜日, 2月 18, 2012

僕は小学校のときから猫のアテレコをしていた

お前に飛び込むのだぞ!
命を懸けて私にかかってこい!

それからダンス。お風呂へ通って汗を外し、足並みを揃える。


金曜日, 2月 17, 2012

おミシェは何を考えているか

大人の猫ゆえの眼力で人間を見抜くよう「おミシェ」ことミッシェル御大。
今夜は横に寝る、知っているようで知らない男を凝視するのであった。
寝るに任せるのが猫である。


木曜日, 2月 16, 2012

この世の猫ちゃんと若いワンワン

最近「この世の猫ちゃん」という歌をよく歌う。
あと「若いワンワン」という新曲もある。

この世の猫ちゃん〜
この世の猫ちゃん〜

若い〜ワンワン!
若い〜ワンワン!
垂れ耳ワンワン!
肥えてるワンワン!

歌詞は歌唱時にアレンジされることをご了承ください。

水曜日, 2月 15, 2012

グータララの次はキャッキャする。

昨夜、スーパー銭湯へ行ったら炭酸風呂のところで iPad を防水ケースに入れて湯につかりながらブラウジングしているおっさんがいた。面白いなぁと横目にしてたけど、冷静に考えたら浴室内への持ち込みは禁止されてる。カメラも付いてるし。大胆だなぁ。

今夜は名古屋造形大学の卒業記念イベントで、浦沢直樹スーパーライヴへ少し遅れて行く。即興の音楽を聴きながら、即興で浦沢直樹が漫画の絵を描くライヴドローイング。紙面をビデオで撮ったものが、その頭上に投影される。マジックで描いていたが、ペンの流れが小気味良い。服のシワとかキュキュッと瞬間的に決まっていく。後半はライヴ。無料の講演とは思えないくらいのボリュームのあるライヴで、和久井光司&和久井バンドもありのオリジナル曲連発。ツアーのよう。
できることは全部やるという思いがぶつけられ、それは格好良かった。ラストはボブレノン。漫画家の領域を広げるというより、好きな表現を成立させるのに徹するアーティストだった。
終演後、サイン会を行っているロビーで、古沢氏と再会。そう彼は造形大。名芸大卒の自分とは、犬山キワマリ荘が深い縁。グータララの次はキャッキャする。

http://www.nzu.ac.jp/blog/manga/archives/2175

火曜日, 2月 14, 2012

バレンタインミュージック・リピート

LOFTで流れてるバレンタインのテーマ曲。
ループの尺が非常に短く、同じリズムの繰り返しなので、店員さんは気が狂いそうにならんだろうか。正直、自分はバレンタインの浮かれ具合よりも、この連続リピートの類には参ってしまう。もともと自分がしつこい質だから・・!

月曜日, 2月 13, 2012

ピカソのカレンダー

先のメナード美術館への鑑賞の際にピカソのカレンダーを買っていた。もう二月になっているので、半額セールのもの。ひと月に一枚ずつ絵が変わる。パラパラめくっていたら、鳩の絵が多い。今日びの言い方で言えばドローイングか。もうそれも絵画。絵と呼びたい気持ちだ。

日曜日, 2月 12, 2012

絵画へラヴレター 二日目・投函す!

小牧市にてワークショップ「絵画へラヴレター」の第二回。
第一回目の宿題になっていたピンクの紙一枚にしたためるラヴレター!
知識だけに頼らない絵画鑑賞を取り戻すために!
その恋心を!
その恋心をぶつけていい!
しかしそんな絵画へラヴレターを書いたところで、何になるんぢゃいとゆーツッコミからはじまるいろんな話が最終回でもある第二回のテーマだ。

出来上がったラヴレターを実際に紙封筒に入れ、「その絵画と出会いたい場所」を想像し、封筒の宛名に書き記す。かくしてワークショップ参加者の皆様は、ラヴレターを投函したのである!

土曜日, 2月 11, 2012

SNS式

かの名人の教え「ファミコンは一日一時間」同じく「SNS は一日一時間」を教えにしよ。

「くそう、東京の郵便局は土曜休みばかりではないか!」

「もしかしたら、今日は祝日ではないですか!ねぇ答えてください!あなたは僕の祝日でしょう?」「ポキン!はい建国記念日。ごきげんよう。達者でなぁ。」

金曜日, 2月 10, 2012

喪黒烏龍茶

このCM は絵も動きも小気味良い。
サントリー「黒烏龍茶」アンタッチャブル山崎篇。
そんなわけでこの頃、よく飲んでいる。
ドラッグストアでまとめ買いしつつ、千円プレゼントなんかも応募したりして、術中にはまっている。味にもはまった。

http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/d/96639564002.html

木曜日, 2月 09, 2012

騒ぐだけ騒いで何もしないでしょと言われて図星で

キャットフードは国産を避けたほうがよいという情報が流れてきた。ネットじゃなく、文字通りの口コミで。
放射能検査は、食品だけでなく、煙草や薪、無数に要る。限界も同時にあるだろう。
海外のキャットフードにも放射能とは異なる特有のリスクが無いとも限らない。
そう考えると軽快が緩むが、放射能は不明点が多過ぎて一気に不安になるのだ。「正しく怖がる」は巧妙な言葉だが、どこか飼いならされてしまっている印象にもなる。

水曜日, 2月 08, 2012

時代の村田チョージ

HIROMIX って知ってる?という話が出ると、90年代良かったトークに陥る落とし穴があるのでうまくかわして、その時代毎にリアルな生活感覚に根ざしたツールがあるよねという話に持っていく。そのときゃ、使い捨てカメラ。いまやケータイからスマフォで SNS だろう。いつの時代もそのツールを活かして昇華させる者が出てくる。シンボル?いまは一瞬ですよと冷静にツッコミ欲しい。

火曜日, 2月 07, 2012

ゴキブリは死なない

政府が「自殺防止月間」のキャンペーンとして進めていた「GKB47」という広告が酷いというニュースは、ばかばかしく腹立たしいものだった。
「ゲートキーパーベーシック」の略で GKB で、かつ AKB48 の人気にあやかろうとするチープな意図は、GKB が若者の間で「ゴキブリ」の略であるというリサーチを知ってか知らずか。そりゃ違和感あろうと頷く。
しかし、もし「ゴキブリ」が自殺防止のフレーズだとすると、なんとも過激でそれはそれで心をえぐって逆に効果があるんではないかと良からぬことを考える。
アイドルの女の子が「自殺なんてゴキブリ以下だよ!」みたいになじるTVCM。Mっ気をくすぐられて元気になってしまう。ああ大問題。
・・このキャンペーンに始まった話ではないが、薬物使用の禁止を訴える「ダメ!ゼッタイ!」のアイドルポスターとか、ああいったものに抑止効果はあるのだろうか。いや、殺伐としたイメージだけが並ぶべきとは言わないが。税金は動いているのだろうし、検討する第三機関などはあるのだろうか。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120207/plc12020722010030-n1.htm

月曜日, 2月 06, 2012

オムロン、安いほうの

浅田真央さんが宣伝しているオムロンの体重計を購入。
こないだの自伝本を突っぱねたエピソードなど、格好良い人柄に惚れて。
商品も良いイメージに見えるぜ。
良いイメージで体重を知る日々になりましょう。

日曜日, 2月 05, 2012

絵画へラヴレター・一日目

持参した絵画の画集、小牧図書館よりお借りした多くの画集から、それぞれが好きな(気になる)絵画作品を選ぶ。
 その作品を鑑賞して感じたことを3つの要素に分け、詩のかたちにして書き、作品へラヴレターを送りました。
 その3つの要素とは、
 「色の感触」
 「想像(妄想?)できる物語」
 「描き方」 です。

午前中のみの二、三時間なので、ラヴレターは翌週への宿題になりました。


土曜日, 2月 04, 2012

帰りの車窓より

バスの看板が仄かな蛍光灯で、文字を浮かび上がらせている。
丸ゴシックで記された「○○駅」。
次は「○○市役所西」。

深夜でもないのだけれど、「深夜探訪」というラベルを付けるのに落ち着いてしまう。

金曜日, 2月 03, 2012

痕跡本のすすめ購入!

古沢和宏氏 著の「痕跡本のすすめ」(太田出版/2012)を購入した!
痕跡本の紹介タイトルとか小気味良い!んでもって文章多っ!
発刊イベントもあるもよう。
氏は、犬山キワマリ荘のアートドラッグセンターにて、「学生画廊」をしていた頃、いやもっと以前から「痕跡本」を提唱していた!
それがこんな「本」になって出版されたのは凄い!!

http://ameblo.jp/itutubabunko/day-20120123.html

木曜日, 2月 02, 2012

この画集は優しさの背表紙を持つ

今月に小牧市で行う詩のワークショップ「絵画へラヴレター」の打ち合わせ。特定の絵画を一枚選び、それに向けてラヴレターを綴るものだから、宿題的に好きな絵の画集やポストカードなど持参頂くことにする。それでも思いつかなかったりするものだから、ある程度こちらで画集を用意しておくことになり、ここからは僕の我が儘で小牧市図書館に画集を企画の為に借りれないかと担当の方にお願いする。
そんな経緯で、小牧市図書館の閉架ゾーンを回らせて頂いた。
この図書館でしか持ち得ない、歴史を物語る画集を発見したのだった!
手書き文字で書かれたカタカナの作家名たち、おそらく英語の背表紙で分かりにくいものを判読できるように付けられた優しさの背表紙である。
テンションが上がって、押しつけの画集を与えられたのとは違う気持ちになっていく。
この画集群をお借りする!



水曜日, 2月 01, 2012

生きてあげようかな

「生きてあげようかな」(詞, 大槻ケンヂ/ 曲, 本城聡章 & King-Show / 1992)を知ったのは、オーケンの本「のほほん雑記帳」(1997)。捻りの無い理由。素直にそんなもんでやっていけるさと思えて。あと、中島らもを読みたくなった。好き!好き!と言う粘っこい強さがオーケン?!サラリとこられると刺さるよ。

http://www.youtube.com/watch?v=yNssNI7EkgA