土曜日, 6月 30, 2007

Another Possibilty

information です。現在、secondlife 内において、企画展に参加出品しています。


「Another Possibilty」

名古屋造形芸術大学の大学院生四名とゲストアーティストによる、現実世界とは微妙に異なった secondlife でのアート作品を制作したものです。
私は「writing, phenomenon/筆記と現象」という作品を出しています。

会期・2007年 7月15日(火)まで
全日開館、無休、入場無料、作品購入可、要 L$

会場・STUDIO OOB
secondlife 内、検索テレポート可


「もうひとつは可能だ」
と声に出してみる。
今日も、
ひどく
暑いが。


 

金曜日, 6月 29, 2007

コロコロと大雨

突然、大雨のごとく、仕事ぶり返す。
マイッタマイッタ。
ユートピアと反語でディストピアという言葉があるのを最近 知った。

「熱血!コロコロ伝説 vol.6」(小学館/2007)を購入。
決め手は古本屋に行く度に探しまわっている「少年ビックリマンクラブ」(作, なかのともひこ/1987-88)が収録されていたことである。これは嬉しい。記憶は鮮明。ガキ男子漫画。
ホビーネタで戦うところとか、女子キャラが かわい子ちゃんとブス子に二分されているところとか、脈絡なく飛び出るお下品ギャグには自分のルーツを色濃く見る。
当時描いていた漫画は、みんなこの頃の連載作からネタを取りまくりで、ひとりこっぱずかしくなった。

自民と民主の小競り合いが、くっだらなく映り、散らかった仕事をなんとかしよーか。
ここはユートピアでもディストピアでもない。
大雨を思い出すだけの場所でもない。

http://corocoro.tv/coroden/index.html

木曜日, 6月 28, 2007

どこかにあるユートピアへ再チャレンジ!

第2回ガンダーラ映画祭「美しい国へ」へ。
「会田誠のたのしみ箱」(監督, 会田誠/2007)
「ワラッテイイトモ」(監督, K.K/2003)
のプログラム。満席のなか、かぶりつきのどまん前で見た。

ヒルズの壁に飛びついて体当たりをかます彼にカメラを回し続ける。
これは戦いだと 笑いつつ、はじまることを信じていた。
そのように見えると僕は信じはじめる。
そこから電車を乗り継いだ先、14インチのブラウン管の中で笑うタモリ。平日は、どこでも彼の前で笑うのだ。
これは映像詩で、綴られているのは テレビの前に座る生真面目な男の姿であった。

タイを緩めて別れ、帰路に着く。
フランス美女への憧れを語る いち日本人と遅くまで。
汗を流すこともできずに、自室の万年床を押し進めてしまった。

http://www.imagerings.jp/gandhara2007_home.html

水曜日, 6月 27, 2007

31にて二回料金で三回付く期間中

濃厚の回の間に、息を休める回を。

紫外線がいちばん危険ないま。
ドアーを開け放ち、君は英語の参考書問題をやっていた。
Hungry?
CUP NUDDOLE! NISSIN!
が言いたいがために、
何べんも聞き返してもらい。
コーヒーショップへ二回。フィットハウスは一回。セリアに一回。ユニクロに一回。喫茶店のカレーは一回、ここは初めてで、僕はついに自転車を取り戻しの、庭について、庭について、庭について、庭について、庭について、庭について。

嬉しかったことは何回も。

http://www.31ice.co.jp/brj/htm/c01_070503.htm

ユリカの法則

熱田区から瑞穂区、んで金山と歩いて汗だく。
ユリカの法則* は やはりパレでも発生しており、ポイント目的で買い込むのもなんだかなぁという気になる。

* ユリカの法則とは・・
 名古屋で地下鉄と市バスを運営している 名古屋市交通局が販売している
 プリペイドカード「ユリカ」の購入時に、二千円カードには 二百円分、
 五千円カードには 六百円分 の値引きサービスが付くことから発見され
 た法則。
 財布から五千円を出してもへっちゃらな富裕層と、そうでない者には、
 値引き率に差が起こるのである。
 この百円の差を引き起こすシステムが、消費社会には多くみられる。
 税金を早期全額納付すれば割引され、遅延した場合には罰金が加算され
 る現状の制度や、各種ポイントカードの割引、クレジットカード、定期
 預金や、利子制度など。
 企業にとっては先払いを確保できる安定した値引きサービスとして活用
 でき、消費者にとっても嬉しいサービスではあるが、この法則が照らし
 出したものは「格差社会」は生活の支払いレベルから、より進行させら
 れているという問題である。

 だが、利用時間を限定した「昼割りユリカ」や「バス限定昼割りユリカ」
 などを効率的に購入すれば、二千円で八百円の値引きが得られるなど、
 頭脳プレイにより起死回生の可能性が試される要素をこの法則は
 持っている。

 「ユリカ」の名称は、名古屋市の花である百合からと、「有利なカード」
 から。うまい名称ではあると思うが、法則発見以後は、皮肉に聞こえて
 しまう。
 (wiki in murata's brain より引用)

http://www.kotsu.city.nagoya.jp/ticket/yurika_useful.html

月曜日, 6月 25, 2007

ベンディングで幕開けだヨ

サーキット・ベンディングが炸裂した。山をバスで超えたとき。晩は手羽先の風来坊で、がっつく。今日は早めの帰宅で、明日の昼までにかけて 某web ページを作る仕事を追い込む。また来週も サーキット・ベンディングが弾け飛ぶぞ。それまでにてめえの言葉は落ち着いているか。
これはチャンスでピンチと背中合わせ。
どちらにひっくり返すかは おぬし次第。よってらっしゃい、見てらっしゃい。
くだけ散るほどにやりたいかどうかが あんたに試されるヨ。

語尾の「ヨ」は深夜番組「ネプ理科」(TBS/2006-)のナレーションの声で読み上げるヨ。

http://www.youtube.com/watch?v=4iJifK4Z3sU&mode=related&search=

日曜日, 6月 24, 2007

鬱美さんと悔しがった日

悔しい思いをわかちあえるのは、かけがえのない関係だと知る。
何を悔しく思うかの細部にわたって、僕らは明らかにし合った。
それは嬉しいことだった。
あさりを塩茹でし、ズッキーニに茄子と豚肉炒めをかけた胡麻和え御飯とを夕食にした。
とても美味しく、窓の外でずっと降り続けている雨など気にも留めない。
猫の鬱美さんを、おでぶキャットと呼ぶのは控えることにしよう。
夜中にドタッと着地する音。
鬱美さん!

土曜日, 6月 23, 2007

きょうの鬱村さん

お腹が苦しく目覚めて、頭が冴えぬまま昨日の野菜スープの残りに火をかけた。
「きょうの猫村さん」(著,ほしより子/マガジンハウス/2005-)を二巻分読む。ころころしていて可愛い。我が愛猫に「きょうの鬱村さん」と呼んでみる。こちらは小太り家政婦である。ネコムライスを今度つくろう。

某福岡事務所は福岡タイセンターと化し、ネコムライスではなくグリーンカレーと生春巻きを頂く。美味しい美味しい。
家では鬱村さんがお外で転がっているうちに、またもや脱走したということでかけつける展開であったが、帰っているうちに戻ってきたようだ。よかったよかった。

http://www.nekomura.jp/

金曜日, 6月 22, 2007

同時代表現の

そして
あれから
いまは
そうなって
いつしか
ずっと
またもや
これで
すぐに
あとにもさきにも
やがて
しかし
いつか

木曜日, 6月 21, 2007

筆記と現象・なにもなくとも

Gallery Be と secodnlife にて。
搬入と展示。
「筆記と現象」なり。
2005 から 2007 それから。

水曜日, 6月 20, 2007

zero はこの国での風

フィーリングが合わない部屋では
僕の声を聞き取ることができない女がいる。
だが彼女に預けた半島は
たったいま、波打ちぎわで
頬を冷ます
風を待っている。
それはどこで見れたの?彼女は聞き返した。
面倒だねということだけ確認して、階段を上り、試供品で配られていたコカ・コーラzero を飲み干す。
黒い缶を投げ捨てる。

やがて演奏がはじまり、拍手が向けられた。
僕はネクタイを外すべきではなかったと後悔してみた。
落とし物を呼び止めてくれた高校生に
礼を言って、
失われたものに手をかけることができた。
額縁屋に行くのは儀礼的で、本当はハンバーガーなどをたらふく食べたいだけの、男であった。
彼女はコンビニでお金を使うための本を読みふけっている。
僕の部屋では、
キジとトラジマによる混血の猫が
虚空を見ている。
それについてを語る術を、今夜持ちたい。
男の願いはまたもや
仕様も無い。
彼女との確認が
一手と数えられる前に、
黒い缶を。

火曜日, 6月 19, 2007

A-bike はどうだ

気持ちが反応しなければものを買えない。もとい、買わない。

電車で目的の駅へ、そこから自転車で目的の場所へ。そのアクションを満たすには折り畳み自転車ではないのか?
と、「A-bike」に興味津々になってしまった。

本物は高いからと、偽物を調べると、一気に要らないものに見えてくるのが凄い。
「まさか、自転車を持っているなんて誰もがおもいませんよ !!」

頭冷やして憧れ捨てず。

http://www.a-bike.co.uk/store/home.php

http://www.youtube.com/watch?v=zD6rS5JsoTY

http://store.yahoo.co.jp/ed-shop/ch0003.html

月曜日, 6月 18, 2007

デジ耳鼻

新しくできた耳鼻科に行ったら、カルテは完全デジタルで、医者も薬剤師もタッチペンを使って対応を進めている。カチカチと速く、見ていて軽快だ。

デジタルの恩恵は利用者側にもある。受付をオンラインで行うことができるのだ。
ケータイかパソコンで申し出れば、病院の受付券を取ったと同じことになる。画面にはおおよその待ち時間が表示されるので、合わせて向かえば実際の待合室に座る時間は短縮される。時間の有効利用ということだけではなく、痛みを伴った症状などの場合は待つということだけでも苦しいものだから、これは有り難いと思う。

実際に今日はそれを試したことで、待合室でイライラすることなく診察を受けることができた。

反して、仕事のアポイントメントは取れなかったが、そこは臨機応変に乗り切って良しとしてもらった。

http://www.paa.jp/

日曜日, 6月 17, 2007

苦い顔をしたって、程度は知れている、としても

このテイストは不思議な感じだ。
目の前に浮いているのを確認して、凝視を試す。
描かれたもの。
見つめ返してくるものを少しずつ。
君は何を投げただろう。
河川敷に続く裏庭から、砂利道を踏みしめて。

一升瓶を抱えて列を成し、彼らはやって来た。YES!そう電話口で吠えた。

土曜日, 6月 16, 2007

キュウリのコーラ

段ボールを運ぶ。
良い自転車が無い。
いらないものを捨てる。
打ち合わせ中に寝息を真正面で展開されると、こちらが冷や汗をかいてしまう。
冷や汗ではなく、帰りは実際に暑くてフラフラだった。
中山氏とキュウリのコーラを飲んだ。
人生の今後を考え込みたくなる味だった。
本当に腕を組んで、考え込みはじめるのも方法だろうが、いまは動こう。
いまは手を尽くせるかが鍵だ。
山積するものを置いて、またねと帰った。
テレビの中から悲鳴と歓喜がステレオで聴こえてきた。

金曜日, 6月 15, 2007

大日本人

最近の映画予告編というものは酷い。最悪である。
常々、怒りと共に言っていたことだった。予告編が予告ではなく、映画自体の凝縮ショートフィルムになってしまっていて、良いところや重要なところや大筋が出過ぎていることが多い。本編を鑑賞時に、新鮮味が無いという悲惨なことがよく起こってしまう。
それと、陳腐でありきたりの、映画を矮小化させるキャッチコピーにも憤慨だ。洋画の邦題化も同じく酷いが、このコピーなどは、向こうの監督は把握しているのだろうか。ジブリ作品も確か初期の頃に海外で上映されるときに、向こうでの宣伝の仕方などでもめたとか聞いたことがあるが、プロモーションまで意識を配ることができるケースは少ないだろう。スターウォーズの新作は情報制限をかけているように、宣伝しなくても売れることが保証されている映画くらいだ。

映画の愛好家には、予告編を見ないように、前情報をあまりくらわないようにしている人も多いのではないか。
投稿形式の映画レビューのサイトなどは、あらかじめ「ネタバレ注意」と書いてある投稿も多いが、あれも根本的に鑑賞前に見るものではない。
僕のこのブログは、何の注意も促さずに ばんばん書いてしまってるので、そこらへんは怒られるかもしれない。でも僕自身は、ネタバレ要素を持ってしか書けない文章は、だめなレビューだと思っている。
なので、そう留意していきたい。映画の感想に限らず、自分の責任として。

友人ら複数名で「大日本人」(監督,松本人志/UA、竹内力/2007)のレイトショーへ行った。
前述のごとく、監督は公開日まで情報制限をかけていた。
映画の内容とは別に、その実行に賛同する。見に行くまでは見まいと、公開日以降のテレビCM や雑誌からも目を背けるようにした。
そうやって見に行って、本当に良かったと思う。

以降、本文は鑑賞後の感想と、公式サイトへのリンクになるので、映画本編を未見の方は注意をば。
公式サイトには 公開日後なので、画面とかけっこう載っている。
優れた予告、優れたレビューの在り方はどんなだろうか。
--
壮大な松ちゃん。
自分をゼロの素っ裸にして、やれることで相撲をとっていた。
それが楽しい。

一行は映画を肴に、畳の上でクラッシックラガーを注いだ。
その前にお腹を満たそうと入った牛丼チェーン店に、大佐藤大が座っていたかもしれない。

http://www.dainipponjin.com/

木曜日, 6月 14, 2007

乙葉と短歌と実験映画

早朝の NHK短歌に、ゲストで乙葉が出ていて、司会のアナウンサーも選者の先生もデレデレだった。日常会話も文語を使えば楽しいですよ「渋谷へ行きにけり」と、短歌オヤジギャグも飛び出して、始末に負えない。短歌の世界がどうとかの問題じゃないものがここには蔓延っているようで、呆れて笑う。

愛知芸文センターで行われているテーマ上映会「実験映画とドキュメンタリーの愉しみ」を見に行く。
連日プログラムで、今回はナム・ジュン・パイクとビル・ヴィオラを二本ずつ。
ナム・ジュン・パイクは、激しくて遊び心満載なんだけどテーマがマジで、イッチャッテル・ドキュメンタリーだ。七色に光りながら朗読するギンズバーグが凄い。無邪気にビデオいじくって、人種とか侵略とか階級とか蔓延るものを嘲笑するような、でもその画は見捨てているわけではなくカウンターにエネルギッシュ。
ビル・ヴィオラは、無骨で純粋だ。ディゾルブとか、手荒なズームインとか、ベタで禁じ手のような加工は死んでいない。作り手の意図が剥き出しになっているとき、手段で判断することはナンセンスだ。
分かっているから撮れるのか、分かりそうだから撮ろうとするのか、何も分からずに撮れるとは思っていないはず。いや、分かる瞬間に撮れているのではないか。

力んだ感じがしないものは、最初から気楽なのではなく、葛藤の後に流れてくる間のように思う。そこだけを抜き取って見せることができれば、いともたやすくできたかのように、その表現が黙っていても伝わるのではないか。

http://www.aac.pref.aichi.jp/bunjyo/jishyu/2007/jyoei/index.html

水曜日, 6月 13, 2007

lay-out

これを大きくしたら、こっちを横にもっていなくちゃ入らないし、そうすると印象が偏るからこっちを下ろしたほうがいいはず。そもそも大きくする必要なんてあるか?いや、大きくしなきゃ判りにくいっしょ。意識していなかったが、一般に使用されているインターフェースや活字のポイントはかなり小さく、視界に収まりよい。雑誌のレイアウトも似たり寄ったりになってしまうのも頷ける。なるべく遠くからこの画面を把握しなくては、空白はスペースの無駄ではなく、視線を自由にするための距離だ。ああでもないこうでもないは幾晩も続くだろう。目的と意志が何を良しとするかだけ携えて行く。壁が目を開かせるのだ。ぶつかることを怠らなければ。

火曜日, 6月 12, 2007

1 or 0

井筒監督と、浅草キッドにタモリが ただ飲み歩くだけという放送をウキウキしながら見て、しっかり録画もしたのに、CM をカットしようとすると何故か HDD は断片化のような読み込みバグを起こしてしまい、番組全体を再生することができなくなってしまった。理由もへったくれもない有無を言わさぬデジタル特有のエラー。在るか、無いかのみ。1or0。二進法。デジタル無情也。いと悔し。
他のチャプターにも飛び火しないか 怖くなって、大切なものは急遽 DVDに焼きはじめたのであった。そういえば bnap の膨大な記録デジカメ写真を DVD焼きしなきゃいかんのも時間かかりそー。
何もしなければ、欠片も残らず消え去るでしょう。

月曜日, 6月 11, 2007

同時代表現研究 -since-

nformation です。今月末より、企画展に参加します。日時などは以下の通りです。


企画展「名古屋芸術大学大学院 同時代表現研究 -since-」

総勢 47名、在校生、修了生混合の企画展です。
私は、インスタレーション作品を出品します。
また、出品者らの作品を収録した小冊子がつくられ発表される予定です。

会期・6月22日(金)-7月4日(水)日曜休館
12:00-18:00 入場無料
同時開催、洋画コース三年生選抜ドローイング展

6月22日 17:00- Opening party

会場・アート&デザインセンター
名古屋芸術大学 美術学部内
北名古屋市徳重西沼65
アクセス・名鉄犬山線「徳重名古屋芸大」駅より徒歩5分。
駐車場有り、無料。
http://www.nua.ac.jp/contact_us/access.html
http://www.nua.ac.jp/center/art_design/index.html



久しぶりの友人より、「お互い、切磋琢磨してゆきましょう!」という写メを頂く。
痛感す。東京で個展とのこと。そうか、切磋琢磨だ。

日曜日, 6月 10, 2007

浜松餃子で前夜祭

ひるまっから、ビール。浜松餃子を囲んでのズンドコ会。実にジューシー美味大蒜イイ。
雨もどこへやらと晴れあがり、夕方には食器もぴっかぴか。
面子は繁華街へ出て行きました。
音楽、幸あれ。
僕は原付を押して帰宅し、電話代やら税金やらを払いにコンビニへ。
手がけるべき、画と言葉を前にウンウン唸る一週間の前夜なり。
愛しの猫らは、まだ水たまりの多い空き地を歩き回る。
こっちへあっちへ、ウロとウロ。

土曜日, 6月 09, 2007

For our selves.

どんなふうにしていきたいのか。
何をすればどうなるのか。

この長い日に、味噌煮込みの後、タピオカ入りのチョコドリンクを飲み、夜は苺が浸かった果実酒を飲んだ。

私が私であることを
否が応でも答えていた。

http://onaka.mods.jp/

http://www.e-sawa.com/

http://web.canon.jp/scsa/newcosmos/

http://art.studio-dot.com/

金曜日, 6月 08, 2007

一生悔いること

「Don't Come Knocking」(監督,ヴィム・ベンダース/サム・シェパード/2005)と、「グッバイ、レーニン!」(監督,ヴォルフガング・ベッカー/ダニエル・ブリュール/2003)
を続けて見た。

どちらも家族についてを湛然に描く。
一生悔いることの前に、ようやく座り、そこから愛が試される。
歴史は自分のためにいつでも帰ってくるだろう。

余談だが、「Don't Come Knocking」の邦題は「アメリカ、家族のいる風景」。
間違った題名だと思う。

http://www.dontcomeknocking.com/

http://www.gaga.ne.jp/lenin/

木曜日, 6月 07, 2007

テーマは「旅」だったのかもね

ドイツから bnap06 のカタログが届いた。このときを待っていた 2005年のカタログを倉庫から引っ張り出して来て、合わせて、更に英語文の翻訳プリントも同封して、郵送するという作業をした。
夜中まで。
わがままなお願いの末に 宅配業者に来てもらって、トラックに積み込んで全国津々浦々へよろしく。旅立ったプロジェクト。また旅立つプロジェクト。
ありがとうここから Tschus 。

さあさ、ここまで来たんだよ。
空港の見晴し台に吹く風よ。

水曜日, 6月 06, 2007

夜中に訴えている場合じゃなかった

夜中に訴えている場合じゃなかった。
ひたすら暑く、田舎のバラックに囲まれた自動販売機コーナーが爆発炎上するのを想像して悲しくなった。
所得税から住民税への税源移譲って、低所得者には苦しい。
音楽を聴いて、気持ちを取り戻す。
自転車も納税も決めて行こう。
昼間にお風呂に入ってもいいから、ベストを尽くそう。

http://www.nta.go.jp/category/topics/data/h18/5383/01.htm

火曜日, 6月 05, 2007

パレのばか

スーパーの食料品売り場で溜まるポイントカードが六月末でリセットかかりますよ~って、勝手に変更されて、先月にポイントサービス品が急遽用意されて、割高品だけどそれを買っていままでのポイント制はなんだったのかというくらい増えたけど、今月になってそのポイントサービス品が一斉に取りやめられて、あと少しくらいで全部溜まるんだけどな~ってところのつまり寸止め状態になってしまって、ここでたくさん買わせようというアコギな商法にまんまとやられているのは僕だけではないはず。こすいやい!パレマルシェ!

http://www.pare-marche.com/news/070528point_lost/index.htm

月曜日, 6月 04, 2007

猫のこと

猫のこと、何も知らずに、植木鉢に嘔吐されたキャットフード。
素手でもぎ取り、くず箱に捨てる。その間にできたこと、これまでに失ったという仮定をして、猫を抱きしめる。小さく息をして、何も言わなかった。
車は横断歩道を超える。僕たちは感覚を少しずつ延ばしはじめられそうだと思う。
られそうだと思う。
無言の音楽を知ろう。
乗り換えで降りた金山駅で何も買えなかった。
台湾料理屋でマレーシアの話を聞く。world trade center で、あなたは何ですかと尋ねられても、何も買えない。
再生は遠いようで、すぐそこだ。
猫のことを、思い出してあげてね。

日曜日, 6月 03, 2007

生きろ、おにい

昨夜のこと。
地下鉄の駅前に停めておいた自転車が盗まれてしまった。
でも、仕方ないさと思って、くよくよもせずむしろ楽になったような気持ちで歩いて帰った。
寝る前にビデオで映画を見た。
だいぶ前にテレビでやっていたのを録画した「オー・ブラザー!」(監督,ジョエル・コーエン/ジョージ・クルーニー/2000)。とぼけた感じで作ってあるが、しっかりと映画になっている映画たる映画。ご都合主義なストーリー展開とか、いかにもなシーンもへっちゃらで作り込んであってくれて魅せる。ダサくなる一歩手前で止めてある安心感。コーエン兄弟に、余裕のある実力を感じる。

今夜は、これまたテレビにて「座頭市」(監督,北野武/浅野忠信/2003)を見た。
金髪の座頭市ってだけで、全部言っちゃってるのがイイ。
勝新太郎の座頭市を見たくなった。憧れている先はきっと豊かなイメージの源泉であるはず。
チャンバラとタップで強引に持って行くのが楽しい。

YouTube でさんまのまんまにたけしや松っちゃんが出ているのを見て寝る。
今週は更に映画たくさん。熱入る。

http://www.gaga.ne.jp/o-brother/

http://www.office-kitano.co.jp/zatoichi/

土曜日, 6月 02, 2007

変容を否定しない球体

ミッドランドスクゥエアーはポリゴンだ。無数のアバターが行き来している。
幾つかのアート作品らが点在されていると聞いていたのだけど、どこにあるのかわからないなぁと思っていたら、それはルーセントタワーのほうだと後で分かった。ここにある緑のモニュメントはかっこ悪い。上部にある木が安直な定義を連想させる。
裏手に出て、パチンコビルが平行に並ぶ道を歩く。

機械の味がするソフトクリームで気持ち悪くなり、捨てて水を飲む。お昼に洋食屋でオムライスをとる。この頃にはアバター感は消えていた。
ギャラリー「AIN SOPH DISPATCH」で荒木由香里さんの個展を見る。
球体の集合が、ビーズアクセサリーか、真珠か、葡萄、もしくはまた別の何かに見えたり変わったり。
そんな確証を持たさなくてもいいのだけれど、見る人は勝手にいろいろ受け取り育てる。その答えは作者が持っているわけでもない。作品が持っているものだから、いまは無理に答えず、球体が定義されない感触を酔えればなやと思った。
言葉が文脈ひとつで、定義を超えるように、変容していくのが魅力だ。

http://ainsophdispatch.org/

金曜日, 6月 01, 2007

息つぎをしに

そよ風が吹く
土曜日先取り
可能性と逃避の見極めについて、
カカオ80%のチョコとお茶で
高城剛の遍歴を聞きながら
坂本龍一もそうだ、いや違うよと交わしているのを
窓を開けて入ってくるドラ猫に警戒しつつ
バーバーだった。
二階のベランダよりの部屋で。
アルバムは
何を内包しているか。
「Memories」と題された本、「ONE HOUR」と題された本
シンプルで
丁寧な言葉を開いた。

深夜、エビス緑ホップの後、
second life にダイブしたらケンタウロスとコニャニャチハ。
急いで、息つぎをしに。

http://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/program/070304.htm