木曜日, 9月 03, 2020

Since September.

変な時間に起きて、いま これを書いている。

詩の遠隔教室「アワー・ポエム」をはじめると宣言してから、半年くらい経った。
いま生きている人間は「スペン風邪」の経験なんてないから、COVID-19(つまり新型コロナウイルス)の感染拡大が起こっている、つまり「パンデミック」が世界を襲うこの状況は、本当に誰もが初めてで、担当している授業の中では紹介したけれど、SF 小説家でもない限り、想像していなかった。逆に言えば、SF 小説家は想像していた!* 何回も我ながら、回りくどいねこの文章。

「アワー・ポエム」は手探りだ。
いや、パンデミックに対応するための新しい生活様式そのものが全て、手探りだぜ? と進められれば、それは世界的な議題だ、もちろん、近頃は常にそこへたどり着く。

手探りで至らないところがあり・・と、言い訳は置いておく。
起き抜けにこうやって記しておかなければ!と考えたのは、回りくどくなく(なくなくなく)書くと
「案ずるより、語れば易し」だ。
あれ。
 分かっている人間どうしだから、と言えるのは幸せなことかもしれない。いや、人間はそもそも他者であり、何も分かり合えないので、こうして用いている言葉すら危うい約束にすぎないと言いきるのも格好をつけすぎな気はする。どこかで期待しながら言葉を投げている。

COVID-19 は、私たちを未来へ押し出した。
未来へ押し出されて、秋まで何もできなかった。
半年間の充電?・・そもそも、本質的にギリギリの自転車操業が、合法的に脱線したわけだ。

アワー・ポエムは気に入っているタイトルです。

* SF 作家が語る「パンデミック」SF 世界会議 → https://www.youtube.com/watch?v=mVVzL9iTpJQ