月曜日, 7月 16, 2012

意見聴取会で露わになる惨さ

時間の無いなかで急遽告知され、「エネルギー・環境の選択肢についての意見聴取会」なるものが、政府主催、広告代理店の運営で行われていた。
どのように政策へ影響させるかは明確ではないもの、同時に政府から発表された「パブリックコメント募集」と共に「国民議論」の手綱が提示された。
既成事実のようだが「国民投票」という方法には踏み込めない。数の論理ではないようにも思う。
会場では抽選による選出でありながら、東北電力関係者、中部電力社員の出席があり、会場では怒号が起こったという。
自分もその情報を知り、これは「やらせ」か、組織的な大量投入によって選ばれようとしているのではないかと疑った。
しかし「自分の立場を明確にしつつ個人の意見を述べに来ている者にヤジを飛ばすというほうが人間としてどうなんだ。」「電力会社の社員も個人的に意見を出せるはず」と言われ、そうかと反省する。
対立項ではいけない。こうやって惨さが露わになる。決めなければいけないことがよく分からないまま、場が流れていく羽目になる。

http://kokumingiron.jp/
http://togetter.com/li/339446
http://www.chuden.co.jp/emergency/3191431_6132.html
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51800031.html