木曜日, 3月 30, 2006

僕の仕事も同時にはじまる

今月いっぱいという言葉を持って、周囲の人間がこの町より旅立って行く。その後には、向かってくる人間もいるだろう。春はそういう季節。番組編成期だ。 bnap06 も編成仕事が続く、福岡事務所で企画書編纂の仕事をしたあとに買い物をして、味噌蔵で夕刻よりミーティングと勉強会。本日で全員分の勉強会を終えた。 bna05 の個々の作品が見届けられた。充実した時間であった。このメンバー間に存在する諸々の問題をハッキリと見ることができた。干渉と不干渉。感性と不感症。言 葉巧みな者、黙りこくってしまう者。詭弁と収縮、後悔はきりなく、反省と感想は述べられた。
至極、健康的なアートプロジェクトらしい行いであったように思う。少なくとも、疲れるだけのミーティングみたいなものより充実していた。
語る者には、その場はまだ存在している。

握手をした。残していく物を僕らはあやかって、部屋でそれを見ては寂しい気持ちになった。僕はピーターより、多くのファミコンカセットとファミリーベーシックにディスクシステムを箱ごと授かった。また、プレイする度に思い出すゲームが増えた。

川沿いの細いアスファルトの道を、荒川さんの車に乗せてもらって帰っていた。谷村さんを家まで送り、僕のアパートまで戻ると、ライトをパッシングする馬鹿 共がいた。福岡氏と真坂氏が、家に帰らずに待っていて、飯へ行こうと言う。41号線のラーメン横綱へ行くことになり、ファミコンをおろしてから荒川さんの 車に全員乗り込む。僕の携帯電話より今度発売になる「マザー3」のテーマ音楽が流れてくる。それはサイトより落とした着メロで、ここちよくて電話を取らな くなってしまう。
後部座席のガラスは完全に曇って、信号やライトにネオンの光を柔らかい水滴で包み放っていた。電話口には、怖い夢から引き上げられた君の身体があって、僕 の身体は50km/h 程度で移動している。携帯電話の電波はことも優秀にこの車を追っかけてくれていた。誰にも知られずに打ち上げた人工衛星のおかげ。これくらいのスピードは なんてことない。
およその多くの怒りや焦りは、深夜の外食に鎮められ。
猫の鬱と寝る。
僕の仕事も同時にはじまる。

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