水曜日, 8月 02, 2006

当分会えなくなるから、もっと愛しくなった

本日でこども絵画教室も夏休みに入る。ドイツで展覧会をするという先生である私は、もう学生じゃない社会人の人。夏休みの宿題である四つ切り画用紙にポス ターを描くのをやり終えました。愛鳥週間に、少年の健全育成強調と赤い羽根募金、福祉社会の実現と、子供らにつきつけられた社会道徳は数知れない。
ヤフーのニュースで、放火をして家族を死なせてしまった子供とその父親の面会でのメモが公開されていた。その文章の後半には心を露にさせている父親の姿が あった。子供から好きなものを全てパパが取り上げていたと泣きながら話し、子供も取り返しのつかないことをしてしまったと鼻水を垂らして泣いていたとい う。この会話は遅すぎた愛だ。

子供らに手を振って、次に会うのは九月の二十日である。
それからもうひとつ、夜に市内のファミレスで某ミーティング。そこでも手を振った。言葉で思っていることを全て言わなければ、他の人は分かってくれないん だよというメモの後半を、またここでも思い出していた。時間はどんどん過ぎて行く。言いきれぬ前に死んでしまうなんていやだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060802-00000024-mai-soci