水曜日, 2月 10, 2010

颱風とミニスカート

照射するものへの構築を問うべきに、雨は面倒。
君は車を並べて駅で働く。猫は火燵を待っている。雨さえ無ければ洗濯も灯油も買うよ。午前中に診察を受けることだって厭わない。
静かな電話と、声は火をつける。雨はこんなときに限って小降りだ。はじめてのときは大雨で川が氾濫までしていた。あれくらいの過ごし方が密着を起こすんだ。
台風の夜に充電をするなんていう歌か小説か何かあったよとわめく。

ああ!「颱風とミニスカート」(詞, 森雪之丞/曲, 高浪慶太郎/1994)だった。電線が切れて停電して素敵な子が居てなんていう御都合主義な不可抗力の一夜を 楽しく艶かしいポップスに乗せたのは素晴らしい。台風を非日常の楽しいものとして感じる表現は、不謹慎とされて少ないが、これはうまく行っていると思う。「台風」ではなく「颱風」という表記がポイントか。

http://www.youtube.com/watch?v=nvddsts68L4