iPhone アプリ「カプコンアーケード」(CAPCOM/2010)が良い。
無料アプリで、この中で「ストリートファイターⅡ」(1987)「1942」(1984)「大魔界村」(1988)「戦場の狼」(1985)が遊べる。ただし、一日につき三回だけ遊べるのだ。三百円握ってゲーセンに遊びに行った小中学生の状態である。三回遊んだら 実際に一日が経過しないと遊べない。アプリ内課金として、チケットを買うか、ゲームタイトルを買えば遊ぶことができるという仕組み。これがなかなかうまくできている。実際のゲーセンではストⅡが入り口であったが、ここでは「大魔界村」が楽しい。350円でタイトルを買ってしまった。忙しいとか言っておきながら無料に引きつられてダウンロードして、アプリの中の課金で支払って遊んでしまうというオチ。
買わなきゃ良かったとまでは思わないけどね。
この、購入すれば遊び放題というのは、基盤を買ってしまうゲーセンマニヤの構造で面白い。
中学生の時に友人N氏の兄は基盤を買っていたと聞く。
基盤だけでは動かないから、台や画面も要るわけで、相当に気合いが入っていないと遊べない世界だ。いまのゲーセンのゲームは高いだろうから そんなマニヤはいないんじゃないかな。家庭用ゲーム機の移植度も高いし。いや、高いというかそのまま、もしくは向上していたりする。それでもアーケードと同じではない!と豪語して譲らずに大枚はたくのが真のマニヤか。
http://www.capcom.co.jp/iphone/c_arcade_jp/index.html