「藤子ファンはここにいる/koikesan の日記」という藤子不二雄好き必須のブログを書かれている稲垣高広さんが、テレビに出ると知り 録画セットしておいた。
「金とく」(NHK 名古屋)という番組の、「まんが道をゆけ!」である。
まんが道のルーツ、富山と氷見を真冬の雪降るなかロケし、合間に まんが道チルドレンとなる漫画家らにインタビューするという内容で、稲垣さんはビビる大木と NHK 内多アナと共に高岡大仏などを回っていた。
まんが道を読んでいない人は置いてけぼりなのではないか?というくらい、地上波の NHK にしては漫画の内容ありきで番組は進む。まんが道という特定の漫画に偏ったものではなく、藤子不二雄という大きな共通認識がもたらしてくれるものだろうが。
番組最後にビビる大木から藤子A先生へ直筆色紙がプレゼントされ、そこにはまんが道にある名言のひとつ「毒蛇は急がない」とあり、グッと来た。同時に、稲垣さんにも無いのかしら、欲しいだろうになァ。いつでも芸能人ばかり〜と頭を過ったが、そこは大人の藤子ファン。テレビの前で自分自身が欲しいと爪を噛んでオリマシタ。
放送後、富山、氷見へ行きたくなると共にまた まんが道を読みたくなった。
あの「カリカリカリ!」という背中のシーンに胸を熱くする。
その気持ちは、まんがを読む度に 何度でも蘇ってくる。
http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20110127