探しているのは私の愛しい席
目映くて僕のずるいところは全て明らかにされた
返してくれるだろうか
明け方の町を飛ばす
返してくれるはずのところへ
私は歌った
名前ばかり気にするのはわかるけれど
行き止まりが見えてしまってあんまり気乗りしない
私は言葉にするだけで全てが置かれていると思った
それは文字や歌詞の姿をしているとは限らない
ようやく知った
僕と私に
水をください
グラスのコップで飲めるのが嬉しい
まだ問題を挙げている
何杯もおかわりしている
本当はわかっている
と返すだけだと
それがわからず
信号で止まるのが精いっぱいになっている
おまけに腰が痛くて
うまい言い回しもできず
ただ良かったよと言った