日曜日, 4月 13, 2008

彼や彼女のことばかり読む

忘れてと言われたことほど忘れることができない。タイミングを外したときにじっと次を待つのも、待つというタイミングだと言い聞かせているのを隣りの席の子が必死に読んでいた。僕はこれから思いのたけを読むことができるだろうか。輪ゴムで夢を覗こうとする我々。モーニングで笑顔になる我々。とてつもない欲望を段ボールに詰めて車で運ぶ。忘れないでということは忘れないようにしているから忘れない。たぶん。
晩には強い雨が降り出した。フェスは大丈夫だったろうか。温泉でいい汗を流す時間を迎えることができただろうか。