日曜日, 4月 27, 2008

私は悪い人間ではない。愚かなことをしただけだ。

「バベル」(監督, アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ/ブラッド・ピット、役所広司、菊池凛子、ガエル・ガルシア・ベルナル、アドリアナ・バラッザ/2006)を見た。
世界の連続と連鎖、人が飽くなき者であるということに身が震えた。

「私は悪い人間ではない。愚かなことをしただけだ。」
という言葉を覚える。
エンディングの「美貌の青空」は坂本龍一の 95年発表の曲で、現代の憂いがはじまるのを唄っていると思う。
再生と和解へは何も持って行けない。
私が何を言うことができるのかということだけがある。

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