水曜日, 7月 16, 2008

何度でもAに求める

初見の面子にて集まり「A」(監督,森達也/1998)の鑑賞会。何度見ても凄い映画だ。荒木広報副部長は当時 28歳だったのか!・・その誠実さ故に理想と現実の間で擦り切れ、揉まれる姿が生々しい。祈りの顔を神々しく押さえ、帰省する背中を温かく撮る。人生は深 くて広い海で、教祖もへったくれも本当は無くて、ただこう存在していたいということを見出しにくくて、陥った雑居ビルに過ぎなかったはず。そう誰もが、 陥ったところかどうかなんて分からない。すぐになんてとても。

http://jp.youtube.com/watch?v=dsYrp_qU0-o