日曜日, 3月 11, 2012

触れないという編集で、声は過ぎる

「シンサイミライ学校・いのちを守る特別授業 ~ “釜石の奇跡” 片田敏孝教授と子どもたち」(NHK教育)を見た。
明るく前向きなトーンで語られている。変に感情的にならず、極めて冷静に事態を判断する力そのものが番組を満たしていた。
お涙頂戴の編集は見たくない。

昼に、震災犠牲者への追悼式典にて、天皇陛下は福島の避難、原子力の問題はまだ余念を許さず続いていると声にした。
そして福島原発の冷温停止宣言などと述べていた野田総理も追悼の意を声にする。
テレビは何も触れないようにしているかのように、その声を電波に乗せた。

http://www.nhk.or.jp/sonae/mirai/
http://www.youtube.com/watch?v=Vp1QwXXjPqs