木曜日, 3月 29, 2012

したい仕事と食い扶持の仕事について

食い扶持の仕事を転々としてどれくらいか考えれば、学制時のバイトも含めればもうずっとで「詩人」としては食えない。
日本に「詩人」だけで食っている者は居ないと誰かに吹き込まれて、それを正当化の理由にしている。果たしてそれは不可能なのか。「ワークショップ」を定期的に行なうなど、巡回的な動きが循環できれば、一定の収入は見こめるのではないか。
どこにそんな実績があるんだというツッコミはさておき、したい仕事と食い扶持の仕事はいつも悩みの種だ。
おそらく就職難という時代ではなくても、そうバブル期に生まれていても自分は似たような人生を送っていただろう。ただ、単発や臨時のバイトが多かったり、オイシイ収入だったりするくらいではないか。好景気に浮かれた世相には辟易していただろうし「詩人」が食えないことは何も変わらないはずだ。