月曜日, 9月 25, 2006

二度と手に入らないものを食べて生きている

本当の心だけしか伝えることはできない
伝わってくるものも、本当の心だけ
もしも嘘をつけば
その嘘は伝わらずに
汚れた息づかいが
伝わってしまうだけ

「恥ずかしい僕の人生」(早川義夫/1997)



でも後悔とかではなく、すごく嬉しくは思っているんだ。
あらゆる気持ちが嘘ではない。この全てを受け入れていくことはおそろしくタフなことだ。
そんな無理までして、何を掴みたいのか。
僕は君に気持ちを話したということで、らくになっている自分を実感している。
本当に「抱きしめる」という主題で作品を作ろうと考えている。帰りの飛行機のなかで、僕はいままでつきあってきた女性のことをずっと考えていた。
あほですな。
あわてふためいてとっ散らかしていろんなことがよく分かった。
クリアな視点が続いていく。
この国にも、どの町にもそれはある。
変わらないものとして。
もう太らない。
二度と手に入らないものを食べて生きている。