なんでこんな寂しい街になってしまうんだろう。
人々はとにかく急いでいる。愛に飢えている。
栄駅の構内にたむろするホストたち。彼らが最も生き生きしているように見えてしまった。でもそれは錯覚だとすぐ意識する。彼らの背後にある金銭という理由、後ろ盾。それを踏み倒している者はおそらく少なからずいるだろう。テレビの密着ドキュメントなどは、その姿を求めているから見るのだ。
いまはまだ、僕には行き先があるから良い。
行き先だけのための街だった。
この街に広場は無い。
名古屋市民芸術祭2006「next station」という企画展のカタログ編集会議に出席。
雑誌の形態をしたカタログが発行される。僕は編集に関わりつつ、ドイツに行っていたので非常に御迷惑をおかけしてしまった次第。
詩「次の駅」を書いた。
頭を垂れる。
http://www.bunka758.or.jp/ga/art/art1018.html