土曜日, 3月 06, 2010

冒険には恋心が要る

京都造形芸術大学の大学院修了展を見る。詫間のり子さんにメールで案内してもらっていたにも関わらずまた降りるバス停を乗り過ごしてしまった。これで二回目なので呆れることもされなかった。いいから行きましょうというところ。詫間さんの作品はこちらを見ていた。森は向こうでもこちらでもなく嵐の前の静けさに目をやっている。
オープンスタジオを大学院の小宮さんに案内して頂く。ストイックながら野心のある作品群には気品があると思った。

名古屋シネマスコーレにて 名古屋芸術大学大学院の修了制作、神大輔氏による映画作品「トリューシュの冒険」(監督, 神大輔/西松秀祐、矢田絵莉/2010)を鑑賞。満員で立ち見。
監督はスクリーンの上で裸になる。カメラは欲望の動きで、冒険には恋心が要る。荒削りで下品でも求める志は高い。それには労をねぎらって路上で乾杯。