金曜日, 7月 01, 2011

この絵を描く眼だけ

伏見のギャラリー名芳洞にて、倉岡雅先生の個展「女・鏡 - KAZENOKEI」を見た。
横たわったり椅子に座した女性と、静物などを携えている 静止しているような要素が、大鏡に映ることで動的な画面になっていく。超細密ではなく大きな流れがあって、細やかな筆を太い筆が内包していた。立っているであろう角度の位置に画家の姿は映っていない。これは絵だから、映していない。
きっと、この絵を描く眼だけがあるのだろう。

http://blog.atake-i.com/?eid=1234308