日曜日, 11月 25, 2007

夜の淵

夜の淵で、あぐらをかく三人
ポン酒の名前はもう少ない
誰彼かまわず電話が鳴る
君のことを思い浮かべる
はぐらかしても、言い続け、陰にしたことはいくらぼそぼそ包んでも
眠気には勝てない
勝たなくてよく
そもそもはじめから戦ってなんかいないんだから
それは言い訳でした
清い酒と書く理由を述べよ
もとい有り様を聞かせてほしい
夜の淵では明日が見えないらしい
そこには行ったことがないので、何を言っても相手にされない
君は泣いていたねと歌うのは
黒髪の歌手だけに非ず
もうすぐ灯油が切れて、凍え始める