金曜日, 11月 30, 2007

搬入日は気が立ってるから

いつもの道を自転車で走っていたら、やけに褐色を目に感じる。おかしいなと思ったら、歩道に真新しい黄色の点字ブロックが多く取り付けられていた。本日、個展の搬入日。作業をお願いした面々に、その道を同じように自転車で通るときに「何かがこの道は変わりました!さて何でしょう? 既に皆さんの視界に入っています!」とクイズ形式で出題したら、興奮しすぎだと冷静な御指摘と「やはり、搬入日は気が立ってるから」と総括まで頂く。それは本当に総括で、いろいろ何かとうるさくしてしまうことばかりだった。タフなのと、鈍感なのを履き違えてもいけないし、迅速なのと慌てふためくのを混同してもいけない。
名監督にならねば!
冷静かつ迅速な みんなのおかげで、作業は無事に完了した。感謝しきり。ありがたし。

皆でそのまま ギャラリーアートフェチから、新栄のカフェ パルルへ。「eye sight」展のオープニングの終わりかけへ駆けつけた。絵を描く人は、音楽もしたくなる。視覚を満たした者は、聴覚も満たしたくなる。そんな話が あらわれてた。
近くの中華料理屋で乾杯。西山氏が友人より電話で聞いて、店内のテレビのチャンネルを変えると、ニュース23で峰田が歌っていた。
僕らはそうして町へ車で戻り、それぞれの家路についた。
立っていた気がゆっくり畳まれていくのを聞くが、それが積もっていって、自然に壁が地中になるのだろうと思う。

http://www.parlwr.net/cat6348250/index.html

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