ほとんど寝ずの東京。G氏と共に朝のバスで出た。彼の友達の面々に合流し、美術館やスポットを巡る。当たり前のことだけれども東京にはたくさんの人が住んでいて、生活が交差しているんだなぁと思う。見学という言葉が気持ちに馴染んだ。
東京都写真美術館にて森村泰昌「なにものかへのレクイエム」を見て、大河を思わせる個人衝動という歴史構造を思う。ビデオに惹かれる。写真は絵のよう。可笑しみと共にある緊張感は知的な圧倒だ。
押上で作られているスカイツリーを見に行った。
古びた商店街の空に、貼り絵のように塔は立っていた。来年の夏にはここが名所となって、テレビはみんな横長になる。ALL WAYS みたくなのは、ツリーじゃなく商店街のよう。もんじゃ焼きではなく、お好み焼きを食べた。
僕自身はリュックをバスに忘れたり、泊まるあての行き違い等々あったが気軽にしていた。北千住に安い寝床を見つけてずっと怖い漫画を読む。優しく丁寧な話を忘れないようにすると、自分を保つ夜になる。
http://syabi.com/contents/exhibition/index-4.html
http://www.tokyo-skytree.jp/
http://www.amazon.co.jp/yamikin_ushijimakun/