木曜日, 4月 22, 2010

無力なときには

午前中の歯医者で抜歯。自らの不摂生を律せよ。麻酔の注射は痛いのではなく、異物が咥内に刺さっているという感触が気持ち悪い。歳をとっても歯医者が苦手なのは変わらないけど、苦手な要素は少しずつ変わっている。
無事に終えるが、それ以降、頭痛と少々の発熱。一日中安静にして下さいという歯科助手のお姉さんの言葉に従おう。

G氏の帰国は、昨日にまた空港の会社カウンターへ直接交渉に行ったおかげで明後日早朝となった。いま思うと、噴火の日当日に 23日と言われた予約をしておけば良かったのだが、あのときはとても遠くに思えたのだから仕方ない。成田空港では空港で足止めの観光客が寝泊まりしている辛い状況らしい。無理に乗らなくて良かった。一人だったら血迷った判断をする場合もあるだろう。皆がいてくれて良かったと言われ、僕も海外でこんな目にあったらどうしたものかと話す。

就寝前、「Mein Kätzchen Sebastian」(著, Elonore Schmid/1978)をG氏に読んでもらう。
ふらふらする頭に独語が響いた。