碓井ゆいさんにお会いした。「きろくのきおく〜フォーラムプレスの一万年〜」展覧会会場の文化フォーラム春日井ギャラリーにて。展覧会へ出品をお願いしていた。
作品は「old board」という、小さいときに家の家具や柱にシールを貼って、そのままになって日焼けして色褪せて、取ろうと思っても綺麗に剥がれなかったりして、という状態を作っている作品だ。この状態自体が記録であり、記憶を作るものだと僕は思う。
碓井さんと面識は無く、昨年に京都芸術センターで行われていたこの作品展示に感動して、覚えていて、「きろくのきおく」というテーマにあたって思い出したのだ。展覧会チラシに山川さんが書いてくださった展覧会紹介としてのエピソード的な文章にある「〜村田の記録から作品が飛び出してきた」というのは事実なのである。
快く出品を受けて頂き、とても有り難かった。小さいときにどうこうという意味だけではない、大きな視点を展覧会にもたらしてくれていた。
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