火曜日, 12月 14, 2010

仁義なき戦い

Wikipedia での紹介を読んでいたら無性に見たくなって、「仁義なき戦い」(監督, 深作欣二/菅原文太、松方弘樹、梅宮辰夫、川谷拓三/1973)をレンタルしてきた。
耳にこびりつくあの「ビロビー!」というテーマ音はよくバラエティー番組で使われているので、見知った気になっているが、実際の現物は新鮮で強烈だ。
ヤクザ映画という括りに入れて収まることはない、いや、その括りそのものを創出した映画であり、テーマ音のもたらす効果は絶大である。
殺人があったときに鳴るそれは、衝撃と残虐さと興奮に後悔と滑稽さと悲哀を含む勢いを持つ。この音が無ければ痛快さは保たれない。あっという間に映画は終わった。一人、テレビにまだ見たいと食い入っていた。

http://www.youtube.com/watch?v=KRnXpt94O1A&feature=related