水曜日, 2月 02, 2011

かいーの 日本の平和

昨日のデモは見ていて誇り高い印象だった。思い思いの言葉を掲げていた。一日で一気に変わった。ムバラクが次期選挙には出馬しないという宣言と それでは許さないと継続するデモ。それを経て、暴動化が起こってしまった。

「革命は非人道的である」という台詞を思い出していた。日本はやはり平和だ。日常生活をなぐり捨てたデモ行動という非常事態に出ないかたちででも、社会に 関わっていくことができるのは平和である。
その方法も自由に選ぶことができる。一日中ドラクエやることで周囲を楽しくさせる可能性も持っている。効果的ではないだろうが、可能性を持たせてくれている国の状態という時点で平和だ。もっとも、日本にもあるデモくらいして憤慨すべき問題は多くあるわけ で、巧妙に隠蔽されているとも言えるが。隠蔽しておくという方法で平和を人工的に作っているわけだ。

そんなの本当の平和じゃない!かもしれないが、隠蔽してでも平和の状態を作らないと、いきなり一気に平和にはできない。
自治は戦いだ。平和は常に疑われ、どこか後ろめたい。でも負けてはいけない。
革命は 最終手段過ぎて平和とはほど遠いところへ落下する。

アースマラソンから帰ってきた寛平ちゃんが明石家電視台に出ていて、何も変わらずに「かいーの」を見て、笑うというより、時が止まったように平和な気分になったのだ。