土曜日, 11月 12, 2011

地震の前のものだよ

烏合のシュー皆で歌えるか。
プンプンの語り口は永遠にモラトリアムで泳げる。
食券は余って祭りは終わる。
これあげるよとお店の人に渡すと、いままで頑張ってきたのはなんだったの!という目をされる。
その通りだ。
これだけ重いと運んで来た本が一度も開かれないなんて。
図書館は水没しなかったのに。
駅から歩く。「砂丘」(作詞, 曲/橿渕哲郎/1977) を聴きながら。
もう青さのり干しは売切れてしまっただろうか、地震の前のものだよとおじさんは売ってくれた。
昨晩 食べたらとても美味しかった。
あらゆるものから蝕まれていくのが分かっているのか、明るいふりをしている空か、月は無い。
歌はまだ聴こえない。