金曜日, 3月 16, 2007

これがそのもの

予約録画していた小椋桂の番組にて、穏やかな歌詞世界に触れる。メロディがフレーズを呼び、フレーズがメロディを呼ぶ。画が言葉を呼ぶこと、言葉が画を呼 ぶこと。これらが分離せず、ひとつになること。それが重要だ。なにものでもない、音楽や詩、それでしか引き起こされぬ時間、空間。その可能性が垣間見え る。「演出」ではない。これがそのものだ。目に見えぬもの。言葉にできぬもの。実はそれらを通じて、すべては関係をしている。
彼が無言で去っても
背中に言葉を投げてしまう
背中を見せないようにされても