さあ行こう。最終日からはじまる。
猫缶をかざして、レンズを向けたら逆光でシャッターが下りなかったから、うつむいて見つめた。僕らの日々は洗濯機のなかで、本に挟まって待っている。この部屋で僕らには意味など忘れ、僕らには語ることだけがあるのだ。言葉によってでも、何でもいいことだ。
さあこれからどれくらいの時間が経つだろう。
またいつかの部屋のなかで、僕らは会いましょう。
たとえ私が居なくとも、言葉はそこにあるでしょう。
病院のようなこの廊下。
無能な処置にセイグッバイ。
缶ビール並び、プレゼンテーション集う、会はまたに。
感謝の念です。