金曜日, 5月 30, 2008

尽きることのない会話と無言、それを見る画面があることを

失われた会話のために、椅子と机を運んで来る。
差し入れのケーキを頂き、みんなで無言で食べる。
無言でもここに座っていられたので良かった。
失われた画面のために、二人で古い映画を見る。
冒頭で「湯たんぽを抱きな」と男が告げるのだ。
白黒で心配だったが、面白かったと感想が語られた。
尽きることのない会話と無言、それを見る画面があることを、私はここに設けたい。
それがここで成すべき仕事であると思う。