十時過ぎに起床。やや遅い。
西新宿 ICC、「ライト・[イン]サイト—拡張する光、変容する知覚」展を常設展と共に見る。空いていたのをいいことに、常設にあった岩井俊雄の「テノリオン」でしっかり遊ぶ。これは最高に楽しい。ライト〜展は小粒のようでいて豊かで幅広い展覧会だった。光とは目についてのことだったのだ!少しデジャヴ。
世田谷、芦花恒春園駅で降りて「進める!荒井良二のいろいろ展」世田谷文学館にて。
絵本作家、荒井良二は 絵本、イラスト、音楽、立体、タイトルどおり いろいろな作品を作っている。けれど、絵本が絶対的な軸になっているのが否応無しに感じられた。
絵と言葉の出会い、その豊かな瞬間を絵本に呼んでいる。僕には手書きの文字がむず痒く思えたけれど、きっと言葉の運動神経が抜群に伸びやかなのだろうと思った。
原画と印刷の色、線の強弱などの違いを見比べる。技術的な調整がたくさんあるはず。夕方にオープニングライヴらしく、既に人が集まってきていた。
文学館の二階で船越保武の萩原朔太郎の頭部彫刻(1955)を見る。凛々しい。「猫町」(1935)の表紙絵は丸くて無邪気な猫の顔で、これも凛々しい。
義務であった撮影仕事及び、搬出などのサポートを順当に終える。
ヨーゼフ・ボイスの話とボイスを慕って集まってきた作家たちの話がすごい。
ボイスは何も言わずして全てを伝える教育をしていたのか。
本郷、トーキョーワンダーサイト。野田和宏「物・発動」、 真坂亮平「オニガワラウ」、 増子博子「行為の庭」の三個展をそれぞれの階で。オープニング後の飲み屋にも同席させて頂く。
作品と同じくな性格を当人からも受ける。それだけ自然体なのだろう。
山の手線が事故で止まっていたので、皆でタクシーに乗り合わせる。助かった。
帰りの車両では爆睡だ。ワープに入るのごとく。
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Light_InSight/index_j.html
http://www.yamaha.co.jp/tenori-on/index.html
http://www.setabun.or.jp/exhibition/arai
http://www.tokyo-ws.org/archive/2009/01/tws-emerging113114115.shtml