先週末には豊田市美術館まで行き、村瀬恭子「Fluttering far away/遠くの羽音」を見に行った。
絵の前で松倉如子と渡辺勝が歌を歌うのを見た。
途中で場所を舞台に変えて、それぞれのソロも歌った。直に絵へ近づこうとするよりも、思い出しながら伸びるほうが絵と近づいていた。
「あなたの船」(詞, 曲, 渡辺勝/1976)が、少女の頑固さを思い出させた。
染み込んでこないのはあなたからではなく、彼女でもある。
絵の中に入っていく髪と、出て来る髪。
雨風をどちらも受ける。
これからも吹きすさぶから強く保つのだ。ドイツ語で話して。
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2010/special/murase.html
http://www.youtube.com/watch?v=-gPAYaHRp6o&feature=related