日をまたいで飲み、11人ほどで臨んだワールドカップ日本 × デンマーク戦 観戦。上からのカメラで見ても体格差が分かるほどで、パスは通るわ動きは良いわで 大丈夫かと騒ぐが、本当に騒いだのはそこからのフリーキック二本先取。後半 焦らずのマッチプレイでの三点目だった。日本サッカー史の記念に残るであろう瞬間を皆で歓喜に飛び跳ねた。大きな窓のある部屋の壁にプロジェクターで投影していたから、後半のロスタイムには空が白んで画面も白く薄れてきていた。本田選手の謙虚なインタビューに好感を持つ。岡田監督は典型的な眼鏡の日本人像にぴったりで、水木しげるの漫画に出てきそうで好きだ。シュートを決めた瞬間のガッツポーズにほころぶ。
朝焼けも落ち着いた道を駅まで歩く。充足感を持って仮眠する。
ああ〜っ!そっちそっち!何してんのーっと五月蝿い我々連中は、シュートが決まった瞬間「やったー!」とだけ言っていた。