月曜日, 4月 30, 2012

二人が顔を合わせていないから

茨木のり子と長谷川宏「思索の淵にて」詩と哲学のデュオ(2006)を図書館で借りてきている。
まだ少ししか読めていないけど精錬されている本だ。
詩人は空から言葉を降らし、哲学者は地上から言葉を生やす。
本のデザインがそうなっている。
二人が実際に顔を合わせていないから、晴れへの歓喜と雨乞いの祈りになっていく。
即ち「故に求め合う」。

http://www.kindai-s.co.jp/products/detail.php?product_id=175