帰りの駅のホームで、回転し続ける男が居た。「pina」を見たのか、ハプニングのパフォーマンスアーティストを夢見たのか。
我々が乗っている電車は出た。
改札では、JR の警告テレビが短いタームで繰り返されていた。
男はそれへの呼応、いや反抗かのように、短く回り出す。
「pina」(監督, ヴィム・ヴェンダース/2011)映画館で 3D 鑑賞。
入り口から美しく、愛憎は無限に開かれる。音楽も鳴り、続く。
自分は 3D を好意的に受け止めている。体験であるという働きかけ自体を強く好む。
http://pina.gaga.ne.jp/