水曜日, 4月 01, 2009

嘘みたいに書けない

いらないものを詰めたら、ゴミ袋がぱんぱんに膨らんだ。
両手でそれをぶら下げて、階段を降りる。
外はふわふわと湿っぽく、袋の中では茶っ葉が揺れていた。
ずれているというだけで、売れなくなったシュークリームが安くなっていた。
茶っ葉は一昨日のもので、クリームは変わらず甘い。
贈られた花束がしおれていっているのに、夜中に気がついた。