月曜日, 12月 21, 2009

誰かが導くとして

彼女は廊下でインスタレーションを取り組んでいた。
悔しがっているわけではないのだろうけど、音楽はブルーハーツで そこで思いをぶちまけていた。
鍵盤ひとつ押さえるのに苦労をしょいこむ教室を思う。
廊下は過ぎ去ることのできるところ。
彼女が何をしているのか。誰かが尋ねるとして、それは誰か。

ジョン・ゾーン提案による即興演奏システム「コブラ」を初めて行う。自分は声を変換させる。窮屈なことはなく、ゆるやかな輪郭が引かれるという感触。走り方が見えるときは楽しい。プロンプターのセンスが問われるのだろう。

これは音楽なのか。誰かが尋ねるとして、それは誰か。
そして彼女は何を話す。

http://www.youtube.com/watch?v=1m1pjR1AQbc&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=8QO8atT1Sqc&feature=related