日曜日, 4月 29, 2007

バーリ・トゥード=何でもあり

安売りビデオ王のビデオを見て、興奮したり、嫌悪感を覚えたり。
制作も安売りで強行されているようで、やはり見苦しい映像の連発。しかし全編に満ちている「これでいいのだ」というエネルギー。凄まじき。
企画者の名前にテリー伊藤がクレジットされている。あの悪趣味ながらの貫いた批評性はここで養われたのか。
「ケンドーナガサキのバーリ・トゥード in 商店街!」(企画,テリー伊藤/監督,久保直樹/1995)。大日本プロレスのコアなファンなら正当な意味で感動するであろう面子が揃っているようだが、そんなマニアでなくてもこれには圧倒される。
商店街という場でアートが展開するという企画が通るならば、プロレスが展開する企画だって通るだろっ!という内容。市民の反応が押さえられているのが良い。ホワイトバランスなど知るかという、色飛びまくりのライブ映像。

何かが欠けているエネルギーに圧倒されたあとで、お口直しというか「Cool Dynamo ,Right on」(2007)シングルに収録されている PVを鑑賞した。外山光男の企画監督による水彩調のアニメーション。さりげないセンスの良さが光っていて、とても気持ち良く堪能できた。
エネルギーはともかく、レベルやクオリティについてを改めて考える。
バーリ・トゥードを捨てずに!

先日購入したメモリースティックとその他諸々を使用して、ケータイで見れるようにしてみる。しっかり見れるが、処理に時間がかかってしまうのでよっぽど好きなものでないと続けられなさそうだ。写メやバックアップには必須だったので購入したわけだが、何かと制限がつきまとうなぁ SONYってやつは。

http://yaplog.jp/super-lights/archive/811

http://www.directions.jp/originalworks/