豊田へ。
松澤宥をめぐる常設特別展「宇宙御絵図」と、その関連企画の鼎談を見た。
河原温の「百万年 未来」(1980-95)があった。
同じ部屋に北山義夫。
高い壁には滅亡を掲げる松澤宥の言葉。
「宇宙見えず」という確信は、宇宙を描かせる。
鼎談では「プサイの部屋と私」という題で、松澤宥の生家にあるという、それ自体が作品のような部屋を中心に語られる会だったが、段取りより気持ちが先行している展開で、なんだかついていけず、前半 寝てしまった。こういったトークイベントなどは、あまりに司会者が紋切り型な方向に持っていったり、まとまりが無くても辛い。だいたいは、終わりが近づくに連れ体裁が整ってくる。その空気が生イベントの面白さだが。
写真家の安齊重男さんが「シビアな地点で笑いが出せる表現者は凄い」と言っていた話が良かった。
http://www.museum.toyota.aichi.jp/japanese/exhibition/uchu/index.html