火曜日, 7月 10, 2007

そんなもの、ちっぽけなもの、respects もの

降り続けていた雨が、より散々たるものに思えて。
コップ数杯分の水をこぼす。
ラーメンには卵ひとつ落とす。
励ましも、侮辱も、暴露も、みんな言葉は常に「ということがあった」と形骸化させる力を持っている。だからこそ、信じられよう。それが本当の正体ではなく、言葉だけでしかないから。
こう書いてみても、実際は呑気にかまえている。
傘をさして自転車をこぎ「怖いんだ」と言う。
遅くに、野良猫が部屋の外で鳴いていた。
か細い声で、子猫のように思えた。
猫の鬱は起きてきて、キョロキョロしていた。
でもすぐに体勢を直してゴロッと寝直した。
もう明日になれば忘れているだろう。
とてもちっぽけなことだ。

「サラリーマン NEO」(NHK/2006,7)を見て、NHK が NHK自身のスタイルをパロディーにするというのは、任天堂の「メイドインワリオ」(2003)を思い出させる。あれは確か若いスタッフらの手による任天堂リスペクツものだった。NEO もそんな印象。

テレビ消したら、雨も止んでた。
さっき、わざわざ傘さし運転で頑張ったのにな。

http://www.nhk.or.jp/neo/

http://www.nintendo.co.jp/n08/azwj/index.html