火曜日, 9月 02, 2008

子供みたいに愛しても

僕のこと何も話さずに
僕のこと全部伝えたい
I wont You wont I wont!
あまりにも君が気になって
そのくせにいつも傷つける
I don't You don't I don't!
子供みたいに愛しても
大人みたいに許したい

Everything is Nothing
Everything で Nothing
Everything is Nothing
僕らの海はクラゲの海

「9月の海はクラゲの海」(詞, 佐伯健三/曲, 岡田徹/1986)より。

堅いグレーの空から、ぱらぱらと雨が振り出した。
猫の鬱を撫でていた名残りがTシャツにくっついている。白と黒のふわ毛たち。
iPhone を濡らさないように背中を丸めて自転車を飛ばす。クラゲの海が止まらないように。
僕に残った術はそのまま話すことだけ。
嘘でもはったりでもいいから、本音を話すことだけ。
君が優しい言葉を返してくれた。・・と反芻する。
猫の鬱の餌が切れていたのも返ってきた。帰りのコンビニで買って行くことにする。
感情は増える。ただ増え続けるんだ。
空が暗くなって、雨が止んでいた。