水曜日, 11月 05, 2008

お茶の水駅前から、名古屋の地下鉄まで

投げた石の先は覚えていない。
地面のろう石をひっぺがしたこと。
覚えているのはその先駆け連中の後ろにいたことで、あとは付随して補完する記憶だ。
石はおそらく重たかった。
朝にも、夜にも、重さは無かった。
掴みとるための握力があったのかどうか、わからない。
いまの僕にあるのかも、わからない。
けれど、握力の存在、それについてなんとか補完している。
どこまでの感触であるかは不明だけれど、メモリか努力か何だかわからないが構造を保っている。