図書館のリサイクル市で貰ってきた本を机上に並べてある。
まだ読んではいない本の背を眺めると、自分のことながら題名に惹かれて取ってきていることが伺える。無料で貰えるとなると、興味や感情の触手が伸びゆくままになりやすい。もっとも、置き場所や重さなども考慮されるが。おそらくここにある たこ焼きについての本を、書店で購入までは動かないだろう。必要に無いものを得ている場合も多いが、読んでみないと分からないのだからと言い聞かせる。なので読まねばいかぬ。
しかし、そう自分で書き進めながら、自分で自分の揚げ足を取ることになるが、本棚には並んでいるだけで「肥やし」となる本もあると聞く。
納得したふりをしながら、それはいつか読む本ではないかと疑う。綴りながら疑っている。
机上はいつもそうであって、ここは作品ではない。ブログは思いつきの吐き溜め場か。走り書きの共有メモか。なんでもいいか。緒川たまきがケロリーノ・サンドロヴィッチと結婚らしい。会ったことのない憧れの人が結婚することに一喜一憂するなんて馬鹿げているけど、素敵な姿を見たいなぁと思う。一ファンとして、ただぼやく。さて、継ぎ目無しにダウンロードされてくる情報のエントリーは読まなくとも「肥やし」となるだろうか。
机上での仕事中に何かかけておくのに良い音楽はないかなと考えていて、サントラ的なものとか、ヴォーカルの無いものなどを選んでいた。でもコンセントレーションは無理に誘導されるものではなく、自分を誘う努力が大きいと「Ⓐの人生」(著, 藤子不二雄Ⓐ/2002)で学ぶ。そういうわけで、いつもどおりの選曲で良かった。最近は YouTube などに作業用として画は無くて音楽のみを載せているものが多い。便利だけれど、音質は悪いし、どこか気持ちが貧しくなるので利用しない。YouTube でしか鑑賞できないものにアクセスしたい。